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5周年を迎えた広報Slackコミュニティ「#PRFunho」の活用事例を紹介します

#PRFunho運営のマーティン(@mrtn)です。
今日、2024年4月19日、#PRFunhoはコミュニティ開設から5周年を迎えました🎉 この5年間、コミュニティにご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございます!

この投稿をした当時、私自身が広報歴1年ほどで、広報業界のつながりも少ない状況でした。会社を越えて気軽に相談や壁打ちができる仲間が欲しいと感じ、#PRFunhoを立ち上げました。

この5年間で、#PRFunhoは規模も大きく成長し、広報を取り巻く外部環境もさまざまな変化がありました。しかし、コミュニティ開設当初の思い、つまり「広報担当者が気軽に相談や壁打ちができる場を提供したい」という想いは、今も変わることなく #PRFunho の基盤であり続けています。

もっと仕事に役立つコミュニティにしたい

5周年を迎えるにあたり、みなさんに一番伝えたいメッセージは、「もっと#PRFunhoを活用して、自分の仕事に役立ててほしい」ということです。

そこで、5周年を記念して、これまで#PRFunhoを活用して仕事に役立った体験やエピソードを募集することにしました!

上記の投稿を引用して、あなたが#PRFunhoで実際に仕事に役立った体験を教えてください。どんな小さな出来事でも構いません。ぜひ、皆さんの生の声を聞かせてください!

いただいた投稿は、可能な限りこのnoteにそのまま掲載させていただく予定です。みなさんの生の声を通して、#PRFunhoがどのように活用されているのかを共有できればと思います。

また、これを機に、これまで公開してこなかったSlackのアナリティクスデータなどを用いて、データから見るコミュニティの姿も紹介したいと思います。さらに、コミュニティの具体的な活用事例も併せてご紹介します。

データからみる#PRFunho

このコミュニティは常に口コミで広がってきました。

2019年4月から2024年4月までの累計入会者の推移

コミュニティ開設から最初の2ヶ月で入会者数は一気に200名まで増加しました。その後も毎月コンスタントに新しいメンバーを迎え、現在に至るまでこの傾向が続いています。

コミュニティ主催のイベントやアドベントカレンダーなどの企画を実施する月は、関連するSNS上での投稿も増加し、それに伴って入会者数が増える傾向が見られます。一方、そうした特別な企画がない月の入会者増加は、ほぼ純粋な口コミによるものだと言えます。

実際に、広報関連のイベントが開催された当日や翌日には、数名が連続してメンバー申請を行うケースがしばしば見受けられます。

以降はSlackが提供するアナリティクスからいくつかデータを見ていきます。

アクティブなメンバー数

まずは、開設当初からのアクティブメンバー数の推移を見ていきましょう。

緑の線は週間アクティブメンバー数を、青い線は投稿したメンバー数を示しています

週間アクティブメンバー数は、2022年頃から平常時で250名程度で頭打ちになっていました。この時期は、コロナ禍の影響でオフラインイベントや積極的な企画が行えず、コミュニティの活動が停滞していた時期でもあります。しかし、2023年後半からは企画やイベントを再開したことで、年末にはアクティブメンバー数が400名を超えるまでに回復しました。

一方、投稿メンバー数は概ね横ばいの傾向にあります。開設当初は、アクティブメンバー数に対する投稿メンバー数の比率が高かったのですが、これは「分報」が活発に利用されていたためです。

ただ、分報の継続的な更新は、実際にやってみるとわかりますが、簡単ではありません。自社のSlackへの投稿、広報としてのXへの投稿、そして#PRFunhoの分報への投稿と、3つのプラットフォームに継続的に情報を発信し続けるのは負担が大きいのです。そのため、途中からは分報にこだわらない、投稿しやすい場づくりを意識するようにしました。

投稿メッセージ数

投稿メッセージ数としてはもうすぐ20万件に達するそうです。すごい。
単純計算して1日に108回投稿されていることになります。ただし、これはDMでのやり取りも含んだ数字だと思われます。

※無料Slackワークスペースの制限により、過去3ヶ月以内の投稿しか閲覧できません。

メッセージが読まれている場所

紫がパブリックチャンネル、赤がDM、黒がプライベートチャンネルです。

こちらのグラフは、メッセージが読まれている場所を示しています。
最近では、DMの利用率が高まっている傾向が見られます。個人的には、これは良い傾向だと感じています。コミュニティで知り合った広報担当者同士がDMで相談をしたり、共同でメディアキャラバンを企画したりする姿を想像すると、とても嬉しくなります。

メッセージの送り先

紫がパブリックチャンネル、赤がDM、黒がプライベートチャンネルです。

メッセージの送り先の傾向を見ると、DM利用の増加傾向はさらに顕著です。最近では、パブリックチャンネルに投稿するメンバーよりも、DMで投稿するメンバーの数が上回っています。このことから、#PRFunhoのSlackが、広報担当者間のコミュニケーションツールとして定着してきたのかもしれません。

ただ、パブリックな場所での投稿も活発になってほしいと考えているので、今後も投稿しやすい空間づくりのための施策を試行錯誤していきたいと思います。

#PRFunhoの活用事例

冒頭でもお伝えしたように、この5周年を機に、私が皆さんに最も伝えたいことは、#PRFunhoを自分の仕事に活かしてほしいということです。中にはコミュニティへの投稿に躊躇を感じたり、どのように活用すれば良いかイメージがわかない方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、実際にこのコミュニティが仕事に役立った事例をいくつかご紹介します。

事例1:2社のコラボレーションプレスリリース

コミュニティ内での交流から生まれた2社の協業により、共同プレスリリースが実現しました。その結果、『Tarzan』にも掲載されるなど、大きな成果につながった事例です。

事例2:5社合同オンライン記者勉強会を開催

5社合同オンライン記者勉強会を開催~広報の”横のつながり”について考えたこと~

コミュニティメンバーが記者と話すために「アフターコロナの世界で、自社サービスが価値発揮できること」の情報を集めていたところ、ほかメンバーとの情報交換の際に話にあがり、実現した企画だそうです。

その他にも、合同メディアキャラバンを実施して複数記事掲載につながったケース、メンバー同士の紹介により記者とのマッチングが実現し、取材や記事掲載につながったケースや、#PRFunhoでの交流がメンバーの転職や副業のきっかけになったという話も届いています。

以上は一部の事例ですが、これ以外にも多くの方が#PRFunhoを仕事に活用されています。

ここからは、実際に公式アカウントの投稿を引用してくださったメンバーの声を紹介していきます。


Slackで会いましょう!

#PRFunhoでは、2024年も様々な活動を行っています。

3月22日には、note株式会社のイベント会場「note place」をお借りして「#PRFunhoMeetup」を開催しました。

今後も、メンバー同士が直接顔を合わせて交流できるオフラインイベントを企画していきたいと考えています。

また、昨日4月18日には、初の試みとなる勉強会「#PRFunhoStudy」の第一回を、宣伝会議でも講座を持つ砂流恵介さんをお招きして開催しました。

このように、Slackを起点として、オフラインイベントや勉強会など、多岐にわたる活動を展開しています。

既にコミュニティに参加しているけれど最近遠のいている方も、興味を持っているけれどまだ参加していない方も、ぜひこの機会に#PRFunhoのSlackにお越しください。新たな出会いや学びが、待っているかもしれません。

たびちんが書いてくれたコミュニティ紹介noteを読むと雰囲気わかると思います!

コミュニティへの入会は以下のリンクからどうぞ。


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