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「Closure」楽曲解説!M1「metamorphose」編

どうも、prewordsのGt,Vo佐藤です。レコーディングしてからいろいろとあり、1年半以上の時間を要してようやく1st mini album「Closure」をリリースできました。

今回の作品は

  • プロデュース:管梓氏(エイプリルブルー、ex:For Tracy Hyde、etc…)

  • レコーディング、ミックス:岩田純也氏(トリプルタイムスタジオ)

  • マスタリング:中村宗一郎氏(peace music)

の豪華布陣を迎えて制作しました。僕たちの思い描いている音像を120%引き出していただき、感謝しています!

そこで、本日からリリースを記念して「Closure」の収録楽曲について1曲ずつ解説していきます。楽曲の参考にしたプレイリストとあわせてお楽しみください。

M1「metamorphose」

【楽曲の制作背景】

「metamorphose」は2019年1~2月ごろに作った曲。とにかく壮大な曲が作りたくて制作した記憶があります。とくにRIDEの「Dreams Burn Down」は強く意識してました。参考にしていた曲が曲だっただけに、かなりスケール感のある曲に仕上がったと自負しています。

あと、この頃はGRAPEVINEをたくさん聴いていて、とくに好きな「Sing」も参考にしましたね。あの幻想的かつ、メロディが抜群に優れている感じにめちゃくちゃ憧れてました。(あんまGRAPEVINEっぽさはなぜか出なかったけど笑)

【制作時にこだわったポイント】

ボーカリゼーションにこだわりたくなり、少し色気のある歌い方を意識しています。(歌取りの前に中森明菜さんと河村隆一さんの曲をカラオケで歌いこんでいた記憶が…)

あとはとにかくシューゲイザー感を出したかったので、ウォールオブサウンドにするためにバッキングギターを重ねまくった覚えもあります。たとえばアウトロなんかは10本ぐらい重ねたような…(結局、何本採用されたかは不明)

結構攻撃力のある曲なので、ドラムサウンドもそれにあわせて迫力がある曲をリファレンスにしています。

【歌詞について】

この曲の歌詞は「輪廻転生」「ディストピア」がテーマです。

なにか特別に参照元があるわけではないのですが、この曲を書いていて浮かんだ心象風景を紙にガッと書き出し、少しずつ歌詞にしていきました。

こういった歌詞の書き方はM2「hollow」でもしていて、この2曲は世界観がつながっています。どことなく現実離れした世界観の歌詞の書き方は、9mm Parabellum Bulletからの影響が強いですね(笑)


【この楽曲の聴きどころ】

この楽曲の聴きどころはたくさんありますが、なんといっても1サビ後ののベースソロは必聴です。(まるでSyrup16gのキタダマキさんが降臨したかのよう…)

うちはあんまギターソロ弾かないバンドなので、結構メロディはベースに任せちゃうんですよね。。。

あとはなんといっても、アウトロの轟音パート。ビッグマフを2個踏んだ時は、脳内でアドレナリンがドバドバ出ました。とにかくアホみたいにギターを重ねまくっています。(エンジニアの岩田さんに笑われた記憶がある)

レコーディング当時の私のボード(ビッグマフ2個はアホだと気付き、最近は別のものに変えています)


この曲にはもともと轟音パートがなかったんですが、夏botさんの提案で追加されています。(確か2020年のシングル版は轟音パートがないはず)
おかげでよりメリハリのある楽曲になったと感じています。

あと余談ですが、この曲のBメロの歌メロは…

【さいごに】

M1「metamorphose」の解説はここまで!

1st mini album「Closure」は以下のリンクから試聴が可能です!ぜひタップして、聴いてみてくださいね!

次回のコラムではライブでも定番の「hollow」を解説します!お楽しみに!

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