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ポルノグラフィティ「暁」ファン歴15年がレビュー

2022年8月3日にリリースされたアルバム「暁」
それを提げた18thライヴサーキット「暁」参戦する。
このアルバムが出なかったら私のポルノグラフィティへの愛は冷めていたかもしれない・・・・
2019年9月に開催された東京ドーム公演「神vs神」からの充電期間。
その間に彼らは確実に進化していた。

ボーカル岡野昭仁の進化

歌唱力がとんでもないことになってしまった。(いい意味で)
ハイトーンの出し方こんなに伸びてたっけというほど綺麗なハイトーンが出るようになっていた。
1曲目「暁」の第一声で心を持ってかれた。
こんなに繊細な歌声を聞いたことがない。
2オクターブの音域を自在に行ったり来たり、音域や表現力の進化が止まらない。
ソロプロジェクトをずっとやってきたからこその経験値が光る歌唱力。
ただ真っ直ぐじゃない、丁寧かつ繊細、そして大胆。
元々の良さは残ったまま、倍音やビブラートやハイトーン全てが圧倒的進化を遂げている。
唯一無二の「岡野昭仁」という歌声が出来上がっていた。
充電期間にポルノグラフィティ以外のカバーや様々なクリエイターと楽曲制作を行なってきたからこそ得られた奥行きではないかと思う。
自分というキャラをポルノグラフィティ以外で手に入れ、ポルノグラフィティで発揮する。
そんな歌声になっていた。

作詞家新藤晴一の進化

この「暁」では全曲の作詞を行なっている。
その凄さを伝えたい。
この曲調にこの歌詞をぶつけてくるか!っていう曲がある。私が特にグッときたのがメビウス。
歌詞はとても悲しいラブソングだが、曲調はなんだか爽やか。
そのチグハグ感が逆に深みとして働いている。
私はこういう生き方をしていくんだ。そう決意したら爽やかな気分になった。
そんな感じの曲に聞こえた。
歌詞の深さが、ぐっと深まったように思う。
ただの恋愛ソング、応援ソングでは無い。
まるで1冊の小説を読んでいるかのような感覚にさせる。

私とライブ

中学生の時にポルノグラフィティのファンになった。
その時仲良くしてたポル友とは高校生になったタイミングくらいで疎遠になってしまった。
そこからは一人でライブに参戦する勇気がなく、当時付き合っていた彼氏を無理やり連れていくなどして何度か参戦していたが、いつの間にか気持ちが離れていきポルノグラフィティを聞かなくなってしまった。

そんな中でのコロナ。
もう一生ライブになんか行かないんじゃないかって思うくらいにライブに対するモチベーションが下がっていた。
だが、今回のアルバムを聴いてこれをライブでやったらどんな感じになるんだろう・・・
ライブで聴きたい
そんな気持ちが芽生えた。
そしていつしか気持ちが強くなっていた。
ローソンチケットの一般先行で一度は落ち諦めていたが、聞けば聞くだけライブに行きたくなった。
だから、ラジオの先行にも応募した。
無事当選し、ライブに行けることになったわけだが、
ここまで魅了されるとは思っていなかった。
コロナだろうがなんだろうが、絶対楽しむ。
ライブの世界観を全身全霊で楽しんでこようと思う。

ライブのレビューはいつかしよう。

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