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日本やハワイのコーヒーの歴史

書籍が届くまで

注文した書籍が届くまでの間、
コーヒーとコナコーヒー農園の
基礎知識を勉強することにしました。

注文した時点では、
まだ妻に閃いたことを告げていませんでしたが、
メルカリ初心者の私は初めてメルカリで注文したことと
注文した商品を送るのが遅いと感じていることを
メルカリプロの妻に言いました。
その際に、この前スタバで閃き、関連の本を注文したことを告げました。

妻に「良いじゃん、良いじゃん!」
と言ってもらいましたが、
「日本国内ではダメなの?宮古島に35コーヒーとかあるじゃん。」
という話になりました。

(後で調べて分かった事ですが、35コーヒーは風化したサンゴで焙煎した沖縄限定のコーヒーだそうです。)

日本国内のコーヒー事情

そこで、2人で日本国内のコーヒー事情を調べてみました。
日本国内では、明治時代一番最初に小笠原諸島で始まり、
今では小笠原諸島・沖縄の宮古島や鹿児島南端の徳之島で栽培されているそうです。

ただ国内の生産量は、それほど伸びていないというのが現状です。
なぜかと言うと、世界のコーヒーの生産地は、
コーヒーベルト(北緯25度〜南緯25度)に集中しています。
コーヒーの木を育てるのに重要なポイントとして、
日照(直射日光には弱い)・降水量・昼夜の寒暖差・風が弱い等々
様々な条件があります。
日本国内の生産地は北緯24〜27度くらいとコーヒーベルトぎりぎりの範囲です。
他にも適さない部分がありますが、
一番の難題はどこも台風が多い地域だということです。
コーヒーの木は風に弱いため、台風が直撃すれば一発でなぎ倒されてしまいます。
徳之島では、コーヒーを島の一大産業に育て上げるために、
味の素AGFが出資をし生産量をアップしようと努力しているということでした。

確かに、日本国内で農園を開業できれば、言語の問題や文化の違い等、
ぶつかる壁も少ないと思いますが、適さない土地で育てるということが
どうしても引っかかるのです。
もちろん成長の伸びしろがあるとも言えますが、
実際に徳之島で栽培している方の記事を見ましたが、
以前に大型の台風により壊滅的な被害を受けたということが書かれていました。
他にも色々と思うところはありますが、
ハワイという土地への憧れがあるのも事実です。
(ハワイ島にはまだ行ったことがないですが。)

また適材適所というのは、
野菜果物にも言えるのではないかと思っています。

子どもの頃の記憶

実家および祖父母の家では、自家栽培程度の畑を持っていて子どもの頃は
良く手伝いをしていました。
小学校低学年までは、家族・祖父母をまかなえる程度の田んぼも持っており、
小さかったので手伝ってはいませんでしたが、
機械で植えたり収穫するのを見ていました。
畑では季節ごとに野菜を植えては収穫するを繰り返し、
伯父の職場が実家に近かったので、毎日とれたて野菜と山羊の乳を
持ってきてくれて、我が家の食卓に良く並んでいました。
また実家の庭にも、桃・柿・巨峰・はっさく・みかん・梅や観賞用のバラ等々、
色んな物を育てていたので、農業は非常に馴染み深いです。
そういえば、幼稚園の頃は鶏もいて、卵を採っていたのを思い出しました笑

突然ですが、皆さんは、山羊の乳を飲んだことがありますか?
山羊は祖父母の家で一頭飼っていただけなので、搾りたて無濾過の乳を飲んでいました笑
新鮮で体に良いからと親に飲め飲めと良く強要されてましたが、
どうしてもあの獣臭や独特のクセがあり、
イヤイヤほんのちょびっとだけ飲んでました。
その後牛乳を飲んで流し込むなんてこともしてました笑

そういった経験や肉や野菜・キノコ類等、
農業牧畜が盛んな群馬で育ったこともあり、
その土地・気候にあった動植物を育てるというのが
良いのではないかなぁというのが個人的な意見です。

コナコーヒーの歴史

そして、コナコーヒーですが、
調べたところ、オアフ島総督のボギ首長がブラジルのリオデジャネイロでコーヒーの苗木を手に入れ、ホノルルのボギ農園に植えたのがハワイでの始まりと言われていて、その後アメリカ人宣教師のサミュエル・ラグルスがハワイ島コナに持ち込み自宅の庭に植えたのが1828年。
最初は観賞用の樹木として栽培されていたが、ハワイ全島で飲用として栽培が始まったとの事。

その当初から、コナのコーヒーが一番美味しいと言われていたそうです。

ハワイアン住民や様々な国からの移民がコーヒー産業に着手するが、
労働者不足によるサトウキビへの転作、世界のコーヒー価格の急騰や低迷、サトウキビの価格高騰等による再度の転作等、紆余曲折あり、斜陽産業になっていたところ、日系移民の活躍があって盛り返したとのことです。
1900年以降コナのコーヒー産業を担っていたのは、ほとんどが日系移民だったとの事。

その中でも有名なのが、1913年にカウアイ島やオアフ島を経由し、熊本から移民としてやってきた日系1世の内田さんが開いた内田コーヒー農園。
今ではコナコーヒー・リビング・ヒストリーファームという当時の日系人の生活やコーヒー栽培の歴史を学ぶための資料館としての役割を果たしています。

ブラジルへ渡ってコーヒー等農業に従事した日系移民が多いというのは
聞いたことがあり、ハワイも日本からの移民が多いとは知ってましたが、
コーヒー等農業に従事してたのは詳しくは知りませんでした。

今も日本人でコーヒー農園を経営してらっしゃる方もいらっしゃったり、
またUCC上島珈琲やドトールコーヒーのように、
大企業が運営している農園もあることを知りました。

以前、都内のマウカメドウズの店舗に行ったことがあり、
店内の雰囲気・料理や飲み物がハワイアンテイストで
とても気分が良くなったのを覚えています。

調べれば調べるほど面白いしわくわくしてきました。

このご時世なので、
気分が塞ぎがちでネガティブなニュースが多いですが、
そういうものを自ら断ち、興味のあることやこれからやりたいことを
どんどんとやっていくのが良いなぁと思っています。


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