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メンターに言われたことが、しっくりこなかったり、受け止められないとき。

本音で生きる存在美学コンサルタントの小暮貴恵です。

メンター、師匠との関係で悩まれている方も、ちらほらいるようですね。そんなときもあると思います。ここで大事なことって、お互い本音で在れることです。でも、しっくりこないことを、伝えられない人が多いんですよね。私もそうだったなとふと懐かしい気持ちになります。


私がメンターに抱えてた文句があります。それは、言われた通りにやったのに、結果がでないんだよ!!です。さらに、それができないから悩んでるのに!!メンターならなんとかしてよってものすごい反発してましたことを、ここに白状いたします(笑)それを隠しながら、関係性をなんとか保とうと必死でした。自分の本心を伝えることなく勝手にメンターの教え方が悪い!!って思っていましたので、そりゃうまくいかないですよね。何より尊敬してたはずのメンターが嫌いになっちゃうそんな自分に対しても自己嫌悪のループでした。


今思えばただ、結果がでるまで続けることができなかっただけ、なんですよね。メンターがどうこうじゃなくて『私の心の態度』だったなと思うのです。心の態度とは、自分がどんなふうに感じて、どんなふうに相手の言葉を受け取っているか?です。私は成果のでない自分を正当化したくて、メンターの粗探しに明け暮れたいたわけです。いやな生徒ですね(笑)それも、ご愛敬ということで、反省をして今ではこう活かしています。


メンターからの言葉が素直に受け取められないとき、いったん保留にすることです。メンターに伝えたうえで、少し時間をくださいと距離を置きます。ここで、冷静に内観をしながら、自分の気持ちのやり場をじぶんで作ります。ここで大切なのは、気持ちや感情の共有をすることです。ここでができないとメンターとの関係性はいつまでもただたの上司と部下になりますね。


メンターとの関係性ってとっても大切で、気を使ったり、遠慮したりしていると疲れてしまって本領が発揮できないなんてこともありますからね。ここで大事なことってメンターを批判することではなくて、メンターを自分の鏡としてとらえていくことなんです。自分の中の何をメンターに投影しているのか?内観するとスッキリします。私の場合だと、自分のオリジナルでいきたいのに、感覚や気持ちを大事にしてほしいのに、それをメンターに論破されることが嫌でした。つまり、自分で自分の気持ちや感覚を抑えて、やりたくないことを、嫌々やってはやらされている感のドツボだったわけです。


ここでもうひとつ、考えることがあります。そのメンターやコミュニティに所属し続けるのか?それとも卒業するのか?です。ここに悩まれてコンサルにいらっしゃる方も多数います。判断ポイントは、あなたの気持ちです。純粋にメンターと一緒にいたいと思えるのか?さらに、メンターから学ぶことはあるかどうか?です。人それぞれ、背景が違うので一概には言えないのですが、私は悩んだら卒業する。そして、自分に次の環境を用意するということを繰り返してきました。この時に、気付いたことがあります。


自分で選んだメンターなのか?メンターに選ばされたメンターなのか?です。自分の意志で“この人”と決めることが大切。この時の判断ポイントは、メンターと旅行にいけるかどうか?だと思うんですね。私たちがメンターを必要とするときって、仕事だけ見てくれる人ではないはずです。仕事だけならここまで考えなくてもよいと思います。しかし、気持ちや生活、人間関係も仕事とともに大切にしたいと思ったときに、プライベートの分かち合いができるかどうか?ってとても大切だと感じています。私にとってのその判断が、旅行です。この人と旅行にいって、だらしない自分を見せられるか?です。カバンがぐちゃぐちゃだったり、足癖がわるかったり、すっぴんだったり、よだれ垂らした寝顔だったり、口開けてぼーっとしてるダサい自分を解放できますでしょうか(笑)実際にいくかどうかは別です。あくまで判断材料としての捉え方です。隠していたら、的外れなアドバイスをもらうだけです。


メンターの役割って、行動を促すだけじゃなくて『待つ』『受け止める』っていう要素もあると思っています。時には、行動に対してちょっと待った!と本当に大切なことが何と、問いかけてくれる存在だと自分がコンサルタントとなり気付くことができました。今までのメンターみんなそれ、やってくれた!とハッとしたんですね。心を開いていなかったのは私でした。この気づきは衝撃的でしたが、メンターとのすれ違いは“心の態度のすれ違い”なんですよね。相手を批判否定、だめだしする前に、じぶんはどうなのか?向き合うことが大切なんだと反省しています。


メンターがいたとしても、真のメンターはじぶんです。いつだって、自分を主語にすることで、メンターの言葉やアドバイスが情報となるので、それが絶対だと思わなくなるんですね。だから、素直に行動に移せるようになります。そうなると、どんなメンターだったとしても、成果のでる自分となることができますね。メンターによって自分がブレていると感じるのは、自分の心がどこかに置き去りになっているか、メンターとの関係性が本音でないかのどちらかですね。メンターの存在が嫌いなのではなく、メンターとの関係が嫌いなだけ。だったら、その関係性を直視していきましょう。


今では、歴代メンターにとても感謝をしています。大事なことに気付かせてもらいました。きっと、私との関係で相当悩んだと思うんですよね。おかげさまで、私はたくさんの技術と能力、知識を身に着けることができましたし、なにより、生きる方向性を示してくれた存在だったと感じています。中でも私が文句のでなかったスーパーメンターがいるんですが、その見せてくれた在り方や生き様が今の私の姿となり、生きるお手本とさせてもらっています。さて、次はどんな人と、出会うだろうか。とても楽しみです。メンターをつけない時期をあえて過ごしてみて思う。メンターという存在がどれだけありがたいか。メンターを活かせるのは自分という軸があってこそなのですね。


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