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ベジタリアンという選択

※肉魚卵などを家業にされている方がいらっしゃるのも
重々承知の上で書かせていただきます


私の親族にもおります
私自身も38年ほどは何も気にせず食事をしていましたので
人にこれがいいよ、なんて言える立場ではないですし言うつもりはありません
ただ私の記録として綴らせていただきます


肉魚卵などの生産販売を生業としている人が
「ベジタリアン」と聞いたらどんな感情が起こるだろう・・・

そんなことも含めて

それでも祈ることは同じ



みんながみんな幸せになれますように



私のシナリオにはなかったはずの
ベジタリアンという選択


気がつけば
私がベジタリアンになってから5年くらいになります


そして少しずつ家族にもすすめて
ついに子どもたちまで完全ベジタリアンになった日
学校給食を停止してお弁当を作り始めてから
3年が経とうとしています

最初の頃の子どもたちは、というと
ベジタリアンであろうと、なかろうと
美味しいごはんが食べられたら良い、という感じ


私が子どもたちにまでベジタリアンを勧めていった理由としては
単純に「良い方を選んだ」から

自分が「良い」と思う食事を、自分が食べるのに
自分が「良くない」と思う食事を、子どもたちに与え続ける
ここに違和感があったからです

子どもたちは「美味しければいい」のだから
ベジタリアンで美味しいものを作っていこう
と、思ったのでした


今はたくさんの選択肢があって
レストランでも、コンビニでも、スーパーでも
食べ物があふれ返っている時代

「何を食べると体が喜びますか」
「何を食べると体に負担がきますか」

「何を食べると意識、気分がいいですか」
「何を食べると意識、気分が悪いですか」

「何を食べると環境にやさしいですか」
「何を食べると環境に悪いですか」

そんなふうに、一つ一つ選択できる場面が来たら
「良い方を選んでみる」

そんなことを繰り返していくと
「ベジタリアン」になった


さらに「五葷(ごくん)」を使わないベジタリアンになった
五葷は仏教でも精進料理として取り入れられている

これも元はインドから来ている考え方で

きつすぎる匂い、刺激は
ラジャス(刺激性)やタマス(怠惰性)を引き起こし

サットヴァ(純粋性)の性質から離れ
心の平安から遠くなると考えられるからです

=心の平安から離れるということは
リラックスできない、いつも落ち着かない、不安で、迷いがあるということです


ですので、当たり前に食べていた
にんにく、ねぎ、玉ねぎ、にら、らっきょうを
辞めてみる選択をしています

また肉・魚・卵を食べない理由も同じような感じです

一番大きな理由は
どうぶつは
私たちと同じように感情を持った命であるからです

うしや、ぶたや、とりも
自然に生きることができないのはストレスです

死ぬということを理解して涙を流すどうぶつもいます

いぬやねこと同じように
うしやぶたもとってもかわいくて人懐っこいどうぶつです

とりやさかなも同じくです

卵については無精卵であれば命ではないかというと
そうでもありません

その無精卵を生産するために
オスとメスが選別されて
オスは卵を産まないので生ゴミになります
その際は、ガスまたはシュレッダーがほとんどだそうです

メスは卵を産むので生かされるけど
狭いゲージに入れられて卵をたくさん産ませるために
温度管理、電気管理されてたくさんのストレスを受けています


私たちは
そのストレスを受けたどうぶつをいただくことで
その「ストレス・意識・感情」を体と心に受けます


それはヨガの経典から学びました


物質的にも
遺伝子組み換え飼料を食べ
ホルモン剤や抗生物質を打たれているお肉は特に危険です


「ストレス社会」というけれど
知らず知らずのうちに
自分でストレスを作り、食べているということ


体の病気も、怪我も
心の病気も

外的要因はあれど
自分が選択して手にして口にしているもの
その影響は大きいと思っています


家族には

強制はしてないけど
真実は伝えています

その上で選択は本人に任せる
特に小さいうちは
「知らない」「選択できない」こともあるので
私にできる限りのことはする


ある程度の年齢になって
自分で買ったり作ったりするようになれば
彼らの選択です
それに対しては私は一切口を出さないと決めています


だからこそ
小さいうちに、一緒に生活できるうちに
真実を伝えていきたいと思っています


だけど「選択」は自由であること

「選択」を変えても良いし
辞めても良いし、戻っても良いということ


厳しい、堅苦しい食事ではなくて
規則原則に縛られた食事ではなくて


自然と食が進むような
「楽しい」「美味しい」「幸せ」な食であること
もっともっと大切にしたいことです


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