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大人の学びの「123」について

「1」「2」「3」について、「3台目のタイムマシン」では、

「1」存在

「2」対立

「3」創造

として、「『1』『2』『3』が全てであって、他は『0』と一緒なのかもしれない」と書きました。(後に、『0』は『∞』に変化しますが、ここでは『0』で話を進めます。)

これは、大学生以降、自分の考え方や生き方のベースとなっています。

そして、自分自身を実験台として考察をしてきた結果、大人の学びは、

「1」

何かについて無意識に「感じる。」(存在)

→その何かに、興味がある場合もありますし、自分の考えとは違うという引っかかりがある場合もあります。また、単純に楽しい・不快に感じるということもありますし、感動レベルの衝撃であることもあります。

「2」

共感したもの、違和感のあるものを自分の中に落とし込んで「考える。」(対立)

→無意識に気になったもののことを考えている場合もありますし、意識的にフォーカスして考える場合もあるでしょう。考えていく中で、感じ方が変わることもありますし、手放した方が良い思考だと気がつくこともあります。

「3」

自分だったらこうする!こうしてみたい!こうしてみよう!と「動く。」(創造)

→良いものに出会え、考えを深められると、そのことについて能動的にアプローチをしたいと思うようになります。この後、行動するにあたり、自分に合う方法を見つけられるか、機会に恵まれるか、資金や人脈が必要な場合、的確にそれを察知し準備することができるか、感謝することができるかなどが鍵となります。

このように得られるのではないかと自分の中で答えを出しました。

「感じる。考える。動く。」

とてもシンプルです。

でも、意外と難しいです。

ひとつひとつのことにこの「1、2、3」「感じる。考える。動く。」ができているでしょうか?

意外と、「1」→「2」のみで、「3」までたどりついていないのに、自分の意見として話をしてしまったり(批判的なことばかり言ったり書いたりする方は、頭で考えて終わってしまうこのパターンが多いです。)、直感型というか脊髄反射というか、「1」→「3」の流れを繰り返して失敗の多い試行になってしまっていたりする(いつも同じ失敗を繰り返していたり、行動が幼稚な方は、考えないで感じたまま行動してしまうこのパターンが多いです。)のではないでしょうか?

(※ちなみに、「2」→「3」のみの人は、妄想型というか実体験なしに自分の考えだけに基づいて行動してしまう人をイメージしていますが、これは一概に悪い側面だけではなく、発明家や偉人はこのパターンに当てはまると考えているので、ここでは触れないようにします。)

「1、2、3」の流れで物事を進めるのは、単純なようで意外と難しいですが、一度この流れができてうまくいくと、次もこの3ステップで進められるようになります。

学びとして何かが得られるからです。

それは、必ずしも思い描いていたものの実現や成功ではなく、別の形として成就したり、残念ながら失敗に終わるかもしれません。

でも、どんな結果でも、学びがあります。

そうすると、次も臆することなく、自分で感じて、自分で考えて、自分で動くことができます。

そして、そのうちのいくつかは、思い通りの結果になったり、思いがけない成功に繋がります。

それは、先ほども書いた、

1. 自分に合う方法が見つかった。

2. 機会に恵まれた。

3. 必要な資金や人脈を準備することができた。

4. 感謝することができた。

この4つと、

5. 達成後すぐ手放すことができた。

この5番目を達成できた時です。

「3」まで達成したものを、いかに早く手放せるかは、とても重要なことです。

うまくいったことや、人から褒められ称えられたことは、ずっと続けたり、深めたくなるかと思います。

でも、「3」まで辿り着け、ある程度成功したと感じたことは、そこに注力しなくても自然とうまくまわります。

逆にいうと、もうそこから学べることはありません。

なので、手放すといっても、やめるとか捨てるとかいう意味ではなく、また新しいものを感じられる余裕を持てるくらいで続け、次の「1、2、3」に挑むとのが良いということです。

次の新しい学びを得るために。

以上が、今自分が考える「大人の学び」を得るステップとなります。

自分自身でも、いい時と悪い時があると思いますし、人を見ていて、なんとなくうまくいっている人と、なんとなくうまくいっていない人がいるなと感じます。

うまくいっている方を「1、2、3」でみてみると、実はなんとなくではなく、「ここでこれを感じた。」「ここでこれを考えた。」「ここでこれを行動にうつした。」というポイントが必ずあります。

ただ、結果は成功も失敗もあるため、なんとなくうまくいっているだけのように感じたり見えたりします。

逆に、なんとなくうまくいっていないなと感じる方の文章をみたり、お話を聞くと、本当に「なんとなく」うまくいっていないのです。

「なんとなく」だから、うまくいっていないのです。

そんな方は、最初は煩わしいかもしれませんが、全てのことではなくても、「すごく嬉しい、楽しい。」「すごく嫌だ、不快だ。」と感じた時には、それをそのまま人に話たり書いたりするのではなく、「なぜそう感じたのだろう?」と考えてみてはいかがでしょうか。

自分自身も「最近なんだかうまくいっていないな。」と感じる時は、忙しさから「2」をとばして「1」→「3」の流れをしていることが多いです。

なんとなくの生活は、充実度が低いです。

学びがないからです。

学びがある、学びが多いと、日々が充実して感じられます。

自分は思考が抜け落ちることが多いので、そんな時はこうしてnoteを書いて自分と向き合うようにしています。

思考型の方は、運動をしてみるのがオススメです。

自分が好きなのは、電車で10分ほど(頑張れば歩いたり自転車で帰って来れる範囲の場所)で、近くだけど実は街を歩いたことのない駅で降りて、その街を散歩することです。

運動といっても、ジムを契約したり、できないダンスや筋トレなどを頑張らなくてもできることはたくさんあります。

なんとなくうまくいかない時は、それぞれ、頭ではなく体、体ではなく頭を働かせることが良いと思います。

お金をかけずにできる「大人の学び」につながることは、世の中にたくさんあります。

うまい方法をチョイスできると、新しい発見、学びまで一気につながることもあります。

お金や時間をかけるのはここからです。

「大人の学び」がある生活は、お金や時間について、とても充実感のある使い方ができるようになります。

またこのことについては、別の記事で書きたいと思いますので、今回はこのあたりで終わりにします。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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カテゴリ: Adult Education LABO「PREI(プリ)」の活動

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