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セルフプロテクト

先日、父が夢の中に出てきた
「14(歳)になったら風俗で働ける」
と言われた

「女は学校なんて行かなくていい」
「学費は出さない(自分の酒代は無限に出す)」
仕事仲間を騙くらかしては給料をピンハネし、夜な夜な異国情緒溢れるナイトパブで日本語の覚束ないホステスに威張り散らすアル中、一人暮らしを始めた娘には風俗勤務をすすめ(やらねぇよ、お前がやれよ)何度金をせびりに来たか分からない、最後には家族全員に見捨てられゴミ屋敷に住む屑男、それが父だった

閑話休題

先日、妹から人生相談を受けた
「私、なんでこんなに性格が悪いんだろう、治したい」とのこと

その答えはね

私達の生育環境では、このくらい性格がキツくなければ、きっと食い物にされてまともな人生を歩めなかった。
だから、自分を守るためには性格なんてどんなに悪くたっていいんだよ。

もしも私が気弱で何も言い返す事無く生きてきたら

兄弟全員が生き方を選べず、18才で社会に出されて、学歴も職歴もなく最底辺の生活を送っていたと思う。

もしも私の性格が素直で優しかったら、うちの兄弟は全員、父の連帯保証人として数千万の借金を背負ってた事を知っておいてほしい

優しさを理由に、義両親の顔色を伺いながら、世間体や一般論なんて気にして生きなくてもいい

女の子が気弱に育って痴漢やセクハラやストーカーに遭っても声を上げられずに不利益を被るよりは、多少性格が悪くキツく見えても、自分自身や子どもを守れる方がよほど大事である


素直で優しくあれと言うのは、家庭環境が良かった人、自分の生き方を疑うことなく、人生の食いっぱぐれないレールが敷かれた子にだけ適応されるの

私達の子どもはそうなれるといいね。


そんな私が一番好きな文化人は、高嶋ちさ子様

私は誰よりも自分の性格や生き方を誇っている。

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