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相手は自分の「今」を知るバロメーター


自分の周りに集まってくる人は、自分の「今」を知るためのバロメーターだなぁ、と思います。


・苦手意識のある相手

・近くにいると不愉快になる相手

・話していると萎縮してしまう相手

・なんだかよくわからないけど、「引っ掛かる」相手


生活の中で、居心地の悪くなるような、一緒にいるとマイナスの方向へ引っ張られていくような、そんな相手が時として自分の周りにいることがあると思います。


そのような人に遭遇する頻度や、人数の多さは人それぞれだと思いますが、社会という集団の中で生きている上で、時として、そういった相手に出会ったり、一緒に生活しなくてはならないような場合もあったりします。

(でも、実は、「どんな人に囲まれて生きていくか」は自分の選択した結果でもあるのですが)

そういった相手は、日常的に頻繁に顔を合わせる人かもしれませんし、電車の中でたまたま一緒になったその場限りの他人かもしれません。


・なぜ、自分が嫌だと感じるようなことを相手にされるのか。

・なぜ、不愉快な思いをするのか。

・なぜ、苦手だと思うのか。


そのヒントは、実は自分の中にあったりします。


誰かに疑われるようなことが起きたとき。

ーーー自分が誰かを裏切るようなことをしなかったでしょうか?


誰かに冷たくされるようなとき。

ーーー自分が他の誰かをないがしろにするようなことがなかったでしょうか?


誰かに蔑まれるようなとき。

ーーー自分が他の誰かのことをぞんざいに扱っていなかったでしょうか?


誰かに何かをされた!嫌な相手だ!

と反射的に相手を責める前に、


どうしてこんなことが起きるのか?もしや、自分も同じようなことを他の人にしてはいないか?


と冷静に一歩離れたところから自分自身の行いを振り返ってみると、案外そこにヒントが隠れていたりします。


原因が直接的である場合も、そうでない場合もありますが、要は、自分がしたことが、そっくりそのまま自分に返ってくる、至ってシンプルなことなのです。


なので、何か嫌な思いをしたり、誰かにカチンとくるようなことが起こったときは、

最近、自分が同じように誰かに嫌な思いをさせなかったか?

最近、自分はちゃんと笑ってポジティブに生きていたか?

最近、ちゃんと思いやりの気持ちをもって生活していたか?

と、私の場合はですが、自分のあり方を振り返っているようにしています。

(勿論、条件反射的に怒ってしまいことも多いですが)


そうすると、実は、

自分がネガティブだったとか、

心身のバランスを崩していたとか、

心に余裕がなかったとか、

実は、自分に起因があることに気がつくのです。


ですので、

周りに嫌な人が出現した=自分のバランスが崩れているサイン

とある意味バロメーター的に、自分の周りの人・周りで起こっていることで自分の状況を改めて確認してみる、という機会にすることも出来るのです。


もし、自分のあり方次第で、自分の周りに集まってくる人たちを変えられるのだとしたら?


相手を攻めたり、自分が不幸だと嘆く前に、自分の心持ちひとつで変えられる状況があるとしたら?


全ては、自分が作り出している状況であるとしたら?


そのまま他責で生きていくのか、

自分が、自分の生きる世界の主導権を握って生きていくのか。


実は、自分の世界を変えるヒントは、自分自身の中に存在するのです。


逆に、

素敵な出会いがあったり、

人から優しくされたり、

助けられたり、

そういう場面があったとしたら、それは、自分自身の中のバランスが取れていて、いい状態だというサインでもあります。

自分が嬉しくなる状況に身を置けているのも、自分の行いのお陰。

そういうときの「感覚」を覚えておくことと、

そして、そうしたポジティブな状況を作れている自分自身を褒めてあげることもお忘れずに。






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