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40代婚活、余命宣告された友達

こんばんは

40代に入っても、いつか良い人と出会えるだろうと、マッチングアプリでグダグダ恋活のような婚活をやっていました。
だが、コロナ渦で、仕事もままならない、家族や友人にも直接会えない状態が続き、心底孤独を味わいました。
2年が経ち、やっと友達と食事ができるようになったと思ったら、

大学時代の友達から、医者から余命宣告を受けたと告げられました。

その友達は、大学生からの腐れ縁で、
いつか結婚したいと、グダグダと理想の相手とか、そんな夢話をしていた独身の友達です。
共に年をとり、たまに遊んで、愚痴を言い合う仲だと思っていました。

ですが、友達には20代の頃から持病があり、
40代になって薬が効きにくくなってしまったとのこと。
そのせいで、ここ1年~2年は、意識を失っては救急車に運ばれることを繰り返していたとか。
医者からは、いつ死んでもおかしくないと何度も警告されても、
仕事を続け、バイクに乗っていました。
私は医者じゃないので治すこともできないし、何のアドバイスもできません。
余命宣告されたとジョークまじりで話す友達の会話を聞く事だけ。

その後、心配してあれやこれやと口うるさくいうと、
一時期連絡が途絶えてしまいました。
病気のことで心配されるのが、わずらわしいようでした。

なので、また普通の何気ない事でメッセージを送ると、返事が来るようになりました。

同級生が病気になったり、亡くなったりするのは、まだ親世代のことだと思っていたけど、自分の年齢でも何が起こるか分からないということ。

グダグダしていても仕方ない。
自分の物差しでみるよりも、人生は短いのかもしれない。
「生涯の伴侶をみつけたい!」と、覚悟をもった最後の婚活。

最近、友達から手術をすれば少しは良くなるという知らせがありました。

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