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イスラエルがイランの発射弾の99%を撃ち落としたという「クレイジー」な主張にイスラエル専門家が反論

【イスラエルがイランの発射弾の99%を撃ち落としたという「クレイジー」な主張にイスラエル専門家が反論】

- アナリストのオル・フィアルコフは、数字を捏造することは軍やイスラエル国民の間に不正確な認識を生むと述べた。-

2024.04.17

(Photo credit: Iranian Army via AP)

#イスラエル の軍事専門家オル・フィアルコフは4月17日、イランが週末にイスラエルに対して行った作戦の際、イランの無人機やミサイルの迎撃率について当局が虚偽の情報を流したと述べた。

イスラエルは4月14日、イランの「真の約束」作戦を受けて、作戦中に発射された飛翔体の99%が迎撃されたと主張していた。

「ミサイルの迎撃率は約84%であり、非常に高い割合であるが、イスラエル国防総省が発表した数字とは比較にならない。イランのすべての脅威を絶対的に阻止したかのような印象を与えた。」

フィアルコフ氏は水曜日に発表されたヘブライ語新聞マーリブのインタビューで語った。

「彼らが異常な成功率(99パーセント)を公表し、(誤った)完璧な状態を作り出すと、軍だけでなく国民にも自己満足を引き起こす可能性がある。」

とイスラエルの研究者は付け加えた。

彼はまた、イランが入植地を攻撃した場合、「かなり多くの犠牲者」を出すことになるだろうと述べた。

イランは代わりに軍事施設を標的にすることを選んだ。イランの作戦後、テルアビブはイスラエル南部のネヴァティム空軍基地が攻撃で損害を受けたことを認めた。

#イラン 軍によれば、ネバティム基地は、イスラエルのジェット機がダマスカスのイラン領事館を攻撃するために離陸した場所だという。

イラン軍司令官モハマド・ホセイン・バケリ少将は日曜、

「イラン政府はシリアとイスラエル領土の間にあるジャバル・アル・シェイク山脈にある情報拠点も標的にしており、この拠点が『ダマスカスの #イラン外交使節団 に対するイスラエルの空爆に情報を提供』した」

と述べた。

イラン当局はまた、今回の作戦は意図的に限定的かつ慎重に行われたものであり、イランにはそれ以上の能力があるという強いメッセージを送ることが目的だったと述べた。

複数のイラン当局者は、イスラエルが対応して状況をエスカレートさせれば、さらに厳しい攻撃をすると明言した。

「今回の作戦は、われわれの軍隊が準備万端であることを示した。」

イランのエブラヒム・ライシ大統領は4月17日の演説で、「真実の約束作戦」は「#シオニスト政権 の栄光を打ち砕いた」と付け加えた。

イスラエルによる「ほんのわずかな #侵略行為 」は「激しく厳しい反応」につながるだろう。
彼は警告した。

(了)

【参考記事】

【イスラエルの防空システムは「無敵」ではない】

- イランの最近の軍事攻撃は、イスラエルの「高度な」防空システムの弱点を露呈し、その無敵の思い込みを覆すとともに、テヘランの「忍耐」から「積極的抑止」への戦略的軸足を示している。-



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