アメリカが建設したガザの桟橋、運用の懸念が高まり不安定に
【アメリカが建設したガザの桟橋、運用の懸念が高まり不安定に】
- アメリカ政府関係者はまた、抵抗勢力の攻撃を受ける可能性も危惧している。桟橋プロジェクトの準備段階であるこの場所は、最近迫撃砲やロケット弾の攻撃を受けたからだ。-
News Desk
2024.05.10
アメリカ国防総省は5月9日、#ガザ 地区への支援物資を積んだアメリカ艦船がキプロスを出港したが、ワシントンの「浮き桟橋」はまだ物資を陸揚げする準備ができていないと発表した。
国防総省のパトリック・ライダー少将報道官は9日午後、桟橋の建設はほぼ完了したが、天候の影響で物資の荷揚げは「危険」だと述べた。
#アメリカ のサガモア船に積まれた援助物資は、最終的にはイスラエルのアシュドド港に停泊している別のアメリカ船に積まれ、桟橋システムが完全に設置され、条件が整い次第、JLOTS(Joint Logistics Over the Shore)として知られる桟橋システムに輸送される、 とライダーは言う。
「具体的な日付は申し上げられませんが、治安と天候が整えば、ごく近い将来、これらの仮設桟橋が設置されると予想しています。」と彼は付け加えた。
CNNによると、桟橋は完全に稼働しても、天候や海況によってその効果が妨げられ続ける可能性があるという。
「JLOTSの運用は、安全性と処理能力の両方を考慮しなければならないため、天候や海況が良好になるのを待つ必要があります。」とイスラエルの海洋データセンターが伝えた。
この桟橋は最大 3 フィートの波と時速 15 マイル未満の風でのみ安全に操作できる。
アメリカ国防当局者はCNNに対し、桟橋システムのこうした制限は「正確」だと語った。
「要するに、大波はJLOTSの任務遂行能力に影響を及ぼすということだ… 風や波が強ければ、JLOTSの桟橋を使った荷物の積み下ろしは危険になります。」と当局者は語った。
米政府高官はまた、イスラエルによるラファでの作戦や、同市への執拗な無差別砲撃と重なる桟橋運用のタイミングについて、安全保障上の懸念を表明した。
桟橋作戦の予定地は過去数週間に何度もレジスタンスの迫撃砲やロケット弾による攻撃を受けており、ラファでのイスラエルの作戦拡大の可能性により緊張がさらに悪化する可能性がある。
(了)
引用元
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