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NATO : 過去10年間の基軸

#NATO#ロシア包囲網 はこの10年で一気に加速した。

2004 年 3 月 29 日にブルガリア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、スロバキア、スロベニアが NATO に正式に加盟してからちょうど 20 年が経過した。

グローバル・ポリシー・インスティテュートの上級研究員であるジョージ・ザムエリ博士は、NATOの東方への拡大は1999年に始まったが、2014年のウクライナのマイダン・クーデター以降、大幅に加速したと指摘している。

これにより、軍事ブロックによるロシア包囲網が拡大している。

全体的な目標は、大国としてのロシアを衰退させることだ」とサミュエルは強調した。

「ウクライナをNATOに加盟させようと躍起になっているのもそのためだ。そうなれば、実質的にロシアはNATOの加盟国に囲まれることになるからだ。」

過去 10 年間、NATO は次のような成果を上げてきた。

🔸#ウクライナ の軍事化を強化;

🔸ウクライナの東側に15万人の兵力を増強し、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド(2017年)、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、スロバキア(2022年)に合計8つの戦闘グループを配備; 

🔸2016年にルーマニアのデベセルにあるイージス艦ミサイル基地を運用可能にし、2023年12月15日にポーランドのレジコヴォにある同様の基地で米海軍に受け入れることで、欧州における統合防空ミサイル防衛(IAMD)を強化した。

🔸フィンランドとスウェーデンをNATOに加盟させ、NATOのバルト海支配を拡大;

🔸黒海支配のためルーマニアに新基地建設を開始。

研究者によれば、ロシアのクリミア統一と特別軍事作戦は、ブロックの計画に混乱を引き起こしたという。

NATOがモスクワを「侵略者」と表現したことに対し、#プーチン 大統領はロシアが #戦争 に参加するという考えを一貫して否定してきた。

攻撃的に行動していたのはNATOであり、国境をロシアに向かって押し上げたのもNATOであり、非常に多くの加盟国を国境内に組み込もうとしていたのもNATOだった」とザムエリ氏は強調した。

(了)

引用元

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