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西側諸国の高官たちは、レバノンの抵抗勢力を国境から遠ざけるよう政府を説得

【イスラエルがレバノン南部で新たな虐殺を行うなか、イタリア首相がレバノンを訪問】

- イスラエルのジェット機が2夜連続でレバノン南部の救助隊員を殺害した。-

2024.03.28

(Photo Credit: Italian Presidency)

#イタリア#ジョルジャ・メローニ 首相は3月28日、#国連レバノン暫定軍 (UNIFIL)の部隊と会談した。

「私は今日、イタリアを代表して、制服を着ることを選んでくれたことに感謝するためにここに来た」と、欧州の国家元首は #外国人部隊 に語った。

「レバノンでは、数十年にわたり、我が国の軍隊がUNIFILの任務の根幹を担ってきました。

UNIFILは、偉大な文明の発祥地であり、長い間、異なる伝統や宗教的信条が共存するための模範ともなってきたこの地で、我が国にとって不可欠な任務です。」

その前日には、#レバノン のナジブ・ミカティ暫定首相がベイルートでメローニ氏を接待し、2人は「この地域に関する国連安全保障理事会決議」と、地中海を経由してヨーロッパに向かう難民の流れを食い止めるためのレバノン軍の役割について話し合った。

メローニがレバノンに到着した数時間後、イスラエル機は国境付近で新たな空爆を行い、医療従事者や救急隊員を含む7人が死亡した。

レバノンの日刊紙『アル・マナール』によれば、水曜夜の最初の空爆はテイル・ハルファの町を襲った。ナクウラでもこの攻撃に続き、救助隊が最初の空爆の現場に向かおうと集まっていた。

この攻撃の24時間も前に、#イスラエル による緊急救援センターへの空爆が南部のアル・ハッバリヤ村を襲い、少なくとも7人が死亡した。

報復として、#ヒズボラ は占領地ガリラヤのキリヤット・シュモナ入植地と近くの軍事拠点に数十発のロケット弾を撃ち込み、イスラエル人入植者1人が死亡、製紙工場に数百万ドル相当の損害を与えた。

イスラエル軍とヒズボラの銃撃戦がエスカレートし続けるなか、木曜日、在レバノン英国大使館は「60トンのランドローバーのスペアパーツとタイヤ」をレバノン軍に届けた。

「(レバノン軍は)ジョセフ・アウン将軍の指導の下、特に南レバノンで国境を越えた戦闘が続く中、レバノンとその国民を守るために重要な役割を果たしている」と、ハミッシュ・カウエル駐レバノン英国大使は水曜日の式典で述べた。

また、レバノンの国境警備を任務とする陸軍国境連隊の活動にとって、この装備は不可欠であり、ロンドンの「LAFを支援し、レバノンの安全と安定を強化するというコミットメント」を再確認したと付け加えた。

10月8日にヒズボラとイスラエル軍との間で戦争が始まって以来、西側諸国の高官たちは何度もレバノンを訪問し、レバノンの抵抗勢力を国境から遠ざけるよう政府を説得しようとしている。

(了)

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