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BRICSは反覇権的な連合体/アレクサンドル・ドゥギン

🇷🇺 アレクサンドル・ドゥギン :

西側集団の指導力の崩壊は、西側文化の急速な道徳的衰退に伴い、さらに強まっている。

西側諸国が強引かつ頑なに推進する

LGBT、
無秩序な移民、
あらゆる倒錯の合法化、
キャンセル文化、
残忍な粛清、
あらゆる異論者への弾圧、
人間主義的原則の喪失、
人工知能
トランスヒューマニズムの支配への意欲

といった価値観は、世界人類の目から見た西側諸国の威信をさらに傷つけている。

西洋はもはや普遍的な基準でも、究極の権威でも、模範でもない。

こうして、一極覇権に対抗する新たな #多極化世界 が生まれつつある。

これは、#グローバリズム の挑戦に対する、古代からの偉大な文明、主権国家、民族の反応である。

私たちはすでに、グローバルな人類が独立した文明の両極を集中的に構築し始めていると言うことができる。

それはまず、眠りから覚めたロシア;

急速な躍進を遂げた中国;

精神的に動員されたイスラム世界;

人口的にも経済的にも巨大な可能性を秘めたインド。

アフリカとラテンアメリカはその途上にあり、大空間の統合と主権獲得に向けて粘り強く前進
している。

これらすべての文明の代表が、今日 #BRICS に結集している。

新たな多極化世界のパラメータがここで形成されつつあるのだ;

その原則、伝統的な価値観、ルール、規範は、真の公正さ、他者の立場の尊重、そして一方の極が覇権を主張することなく、真に民主的な比率を遵守することに基づいて策定されている。

BRICSは反覇権的な連合体であり、そこには今日、人類の主要な資源(人的、経済的、自然的、知的、科学的、技術的)が集中している。

論文「多極化」からの抜粋:2024年3月20日、ロシアの哲学者アレクサンドル・ドゥギン教授による「大転換の時代」

ソース :


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