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欧米はキエフにF-16を供給 :「火遊び」をしている/PressTV

欧米はキエフにF-16を供給することで「火遊び」をしている:ラヴロフ

202305.28

2018年9月20日、トルコ・イスタンブールで開催された航空ショーでパフォーマンスを披露する曲芸飛行チーム「ターキッシュ・スターズ」の米国製F16機。
(ファイル写真:ロイター)


ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、欧米諸国が米国製F-16 #戦闘機#ウクライナ に供給することは「火遊び」であると警告した。

間違いなく、ウクライナに米国製のF-16戦闘機を与えようとする西側諸国は「火遊び」をしている、とラブロフは日曜日に述べ、この動きは根強く残る紛争の「受け入れがたいエスカレーション」であると表現した。

さらにロシアの外交官トップは、この動きを「ワシントン、ロンドン、EUの同盟国」による「ロシアの弱体化」の試みであると非難した。

それ以前、ロシアはF-16戦闘機をウクライナに派遣することに反対し、この動きは米国主導のNATO軍が戦争に直接軍事的に関与しているという問題を提起することになると警告していた。

当初、ジョー・バイデン米大統領は、キエフが強く求めているF-16戦闘機を米国がウクライナに提供することはないだろうと述べていた。

しかし今月初め、同大統領は日本に集まったG7(主要7カ国)のリーダーたちに、キエフに寄贈されるF-16戦闘機のウクライナ人パイロットの訓練を支援する用意があると述べた。


ロシアがドンバスで特別軍事作戦を開始して以来、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、他のさまざまな兵器とともに、F-16戦闘機の提供を米国に求めてきた。

これまでのところ、英国、オランダ、ベルギー、デンマーク、フランス、イタリア、ドイツ、日本、カナダからパイロット養成コースへのオファーがあるのみである。

いずれもウクライナのパイロットを訓練する用意があることを表明しているが、米国製のF-16を誰が提供するかはまだ不明である。

欧米諸国はすでにウクライナにロケットシステム、ドローン、戦車や装甲車、通信システムなど数百億円相当の兵器を供給している。

#ロシア は、欧米諸国の集合体がウクライナをめぐってロシアとの #代理戦争 を行っていると繰り返し述べ、紛争がより大きな戦いに発展する可能性があると警告している。

【ウクライナはロシア国内で米国製兵器を
使うべきではない:米軍将兵】

- ワシントンは、親ウクライナ民兵がアメリカの装甲車を使用したとの非難を受け、キエフはロシア国内でアメリカの武器を使用すべきではないと述べた。-


また、モスクワは、西側諸国が米国主導の #NATO 軍とロシア軍との直接的な軍事衝突を控えるべきだと主張している。

この点に関して、ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領は先週、西側諸国によるウクライナへの広範な軍事関与とより破壊的で高度な兵器の提供は、「 #核の黙示録 」の可能性を高めると述べた。

「武器が供給されればされるほど、世界はより危険になる」と、ロシアの元大統領は警告した。

「そして、これらの兵器がより破壊的であればあるほど、一般的に核の黙示録と呼ばれるシナリオの可能性が高くなる」と述べた。

現在、ロシア安全保障会議の副議長を務め、ロシアのプーチン大統領の盟友と目されるメドベージェフ氏は、以前、ロシアがウクライナ紛争に負けた場合、核戦争が勃発する恐れがあると警告していた。

「通常戦争における核保有国の敗北は、 #核戦争 を誘発する可能性がある」とメドベージェフはテレグラムの投稿で警告し、「核保有国はその運命がかかった大きな紛争に負けたことがない」と付け加えた。

(了)

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