プレスリリース配信時の提携メディア掲載の効果とは?
プレスリリース配信代行サービスを利用すると必ずと言ってよいほど付帯しているサービス「提携媒体への掲載」。
今回は提携媒体への掲載によって期待できるメリット(効果)の有無についてご紹介します。
露出(PV数)アップ?
まず、メリットとして一番に考えられそうなのが、たくさんの媒体に掲載されることで多くの人の目に触れる機会が作れる。ということではないでしょうか?
ですが、こちらはおそらく直接的な効果は期待ほど得られないでしょう。
理由としては、提携媒体の大小に関わらず、掲載されているページに辿り着くまでの導線が遠いいです。
大小関わらずと言いましたが、特に大規模なサイトの方がその傾向は高いです。
もちろん、自社や個人のSNSアカウントから大手サイトの掲載ページをリツイートすることで拡散力をアップさせられるかも、など直接的な効果はなくとも活用方法はあるでしょう。
なのでもし、露出(PV数)アップを目的として利用される場合は、サイトのトップページのどこから該当のページに飛べるのかなど実際の掲載場所などを確認し、期待値や活用方法を想定してから利用しましょう。
掲載実績
こちらは個人や中小企業の方にとってはメリットと考えることができます。
提携媒体への掲載は、配信したプレスリリースがそのままの状態で掲載される形ではありますが、大手媒体に載っていることはたしかなので、「掲載実績」という形でサービス資料などに利用されることがあります。
推奨はしませんがまぁできなくはないですよね。
社内実績
こちらも中小企業、特に上司に誰も広報・PRに関して詳しい人がいない方々にとってはメリットといえるでしょう。
SEO効果?
こちらは10年近く昔はたしかにあったと思いますが、現在では「SEO効果はない」と考えて良いでしょう。
理由を説明すると1記事書けてしまうので割愛させていただきます。
注意点
プレスリリースは公開後の修正や削除が推奨されていません。
ですので、内容に不備があったり、サービス終了し何年後かに連絡先を削除したいなどという場合に削除の手間や料金、場合によっては削除できないなどの可能性もあるので公開する情報に関しては注意しましょう。
まとめ
過度な期待は禁物。
広報・PRの本質としてはそれほどメリットは感じられませんが、プレスリリースを配信して、とりあえず色んな所に載って、もしかしたらそこから誰かの目に触れる機会もあるかもという期待感が得られるのでそういう面では良いと思います。
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