見出し画像

ピアス ゲージサイズについて

すごい昔から思っていたことなんですけれど、日本のピアスの太さ(軸)の一般的な当たり前のサイズって・・細くないですか?

というか、細いのが好きという方圧倒的に多い気がしていて、また売れるんですよね。細く繊細なもののほうが。

金の価格高騰なんかも背景にあると思うのですが、手ごろなジュエリーって10年くらい前から徐々に徐々に細くなっている傾向を感じるのでそういったことも一つの理由なのかも。

私的感覚だと「全然太くない」0.8mm軸なんですが、太いと感じられることが多いようで驚いたことがありました。(ので現在ワイヤー系で0.8mm~を使用する場合はひとこと太目ということでご案内しています。)

一般的に皆さん0.7mmだったり、ともすると0.5mmくらいが好きみたいで。

「おぉぅちょっと太いけれどいけるし安心感あるよ。」という私の好みのサイズは1mm ゲージ換算だと18G

16G(1.2mm)もいけます。

海外製のものをよく身に着けられる方は18G・16Gが多いかと思うので許容範囲かと思うのですが、日本で一般的に販売されているピアスに慣れている方ですと、太くても21G 下手すると24Gくらいがお好きな(というか当たり前のサイズと思っていらっしゃる)方が多い印象を受けます。

ファーストピアスは一般的に16G(18Gとかもあるかな)なので、それを考えるとなぜ!!となるのですが、もしかしてピアス取り扱いの文化からして違うのかも。

日本人は就業規則などで着け外し、ピアスをしないシーンも多くあったりしてピアスホールが縮んでいくことがデフォルトなのかもしれない・・。

(海外での販売経験で強く感じる差も、日本人ほど”金属アレルギー”という言葉に敏感ではないし、安易に”本物志向・ファインジュエリー崇拝”みたいなこだわりがない。でも日本は未だ先進国で唯一歯科治療に銀歯を使う国なので、そこからの線で金属アレルギーの人が多かったりもする事情などもあるのかな?)

実は太いゲージのピアスは落下や紛失が少なくなったり、大ぶりぶら下がり系だとホールへの負荷が掛かりにくくなる他に、アレルギー(というか皮膚トラブル)が起こりにくくなったりするので太軸に慣れることはメリットいっぱいだと思うんです♪

金属アレルギーだと思っているものは、雑菌などの外的刺激を受けて炎症を起こしているだけということもあるので、その雑菌がたまりやすい環境イコール細いホールということを考えると、ホールを拡張(というよりはピアスホールを作った時のサイズに戻す+維持)することにより、ピアスでのトラブルが減らせるかもしれません。

ホールを拡張するのはちょっと怖いと感じる方もいらっしゃると思うのでご自身でのケアに不安がある方にはおすすめしませんが、「アレルギーかどうかはわからないけれど不調がある。」と感じていらっしゃる方がいらっしゃいましたら就寝時だけファーストピアスを毎日(1~2週間ほど)身に着ける等ピアスホールを太目にすることをお試しいただいてもいいかもしれません。

化膿止めの軟膏などで滑りやすくしてファーストピアスを身に着けるのもアリですし、ボディピアス用の拡張器でもOKです。

普通のポストだけれど重みのあるぶら下がり系フープなどを何日かはめておくのもOK。

思っているよりピアストラブル抱えている方は多い気がするので、一度リセットされて見るのもおすすめです。

日本のそのピアス禁止シーン問題、ポスト細すぎ問題、もうちょっと見直されてもいい気がしてる。。

画像2

お探しの方いらっしゃるのかどうかわからないけれど、私物で何個か作っていて便利なのと、アウターコンク軸太でのオーダーがあったところなので太いワイヤー在庫がございましたので出品してみました。

パール側も大きく削る作業等もあり、需要はさほど見込めないとも思いますので・笑 例にもれず量産していく気はしていませんが置いてみようかな~みたいな・笑