「体力の壁」

年齢（とし）をとったので、
何をするにもおっくうだという人がいる。
また、「社長病」といって、
一日二千歩しか歩かず、
水分ばかり取り過ぎる人もいる。

しかし、勇気を出して、
体力の壁を乗り越えていこう。
それはこまめな努力あるのみである。

私も同期の人たちが、
次々と年金生活になって、
年老いていくのが寂しくてならない。
大学時代の同期の人が、
私の写真を見て、
「学生時代と変わらない」と言う。

その人の写真はまるで別人で、
学生時代の面影すらないのだ。
また、幸福の科学を立ち上げた時、
若々しくインタビューして来た記者が、
髪の毛一本もないこともある。

生きがいや、
使命感の問題もあろう。
しかし、
継続して、
体も頭も鍛え込む努力は大切だ。
「因果の理法」は、
決してあなたを見放さない。
慈悲の恵みは、すでにいるのだ。

（心の指針210より）