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223「生誕日の夢」セッションver.
心の指針223より / Prayer MAYU
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223「生誕日の夢」
今日は、生誕日という朝。
夢の中では、
見知っている家族は皆、姿を現わした。
最初は、一人の息子が、
人類初の思想を発見したと言い出した。
年長の弟子たち何人かが、
「私たちは、そんなことは、
常識の範囲内で処理しています」
と答えていた。
もう一人の息子は、
十人ぐらいの弟子たちの円陣の中で、
ガラスビンの中の蠅のように、
頭をぶつけて出れないようだった。
そうこうするうちに、波のように人出があって、
家族はバラバラの道で見えなくなっていった。
ああ、ここはインドだ。
何十万人というインドの仏弟子たちが、
私の生誕祭を祝っているらしかった。
私自身も、
人の波に押されて、
海岸に近い、
袋小路で身動きがとれなくなっていた。
困り果てて、
ふと後ろを振り返ると、
ノースリーブで赤い模様の入ったワンピースを着て、
妻がピッタリと立っていた。
少し日焼けしていたので真夏なんだなと思った。
何だか少しホッとした。
二年前の七月七日のことである。
(心の指針223より)
今日は、生誕日という朝。
夢の中では、
見知っている家族は皆、姿を現わした。
最初は、一人の息子が、
人類初の思想を発見したと言い出した。
年長の弟子たち何人かが、
「私たちは、そんなことは、
常識の範囲内で処理しています」
と答えていた。
もう一人の息子は、
十人ぐらいの弟子たちの円陣の中で、
ガラスビンの中の蠅のように、
頭をぶつけて出れないようだった。
そうこうするうちに、波のように人出があって、
家族はバラバラの道で見えなくなっていった。
ああ、ここはインドだ。
何十万人というインドの仏弟子たちが、
私の生誕祭を祝っているらしかった。
私自身も、
人の波に押されて、
海岸に近い、
袋小路で身動きがとれなくなっていた。
困り果てて、
ふと後ろを振り返ると、
ノースリーブで赤い模様の入ったワンピースを着て、
妻がピッタリと立っていた。
少し日焼けしていたので真夏なんだなと思った。
何だか少しホッとした。
二年前の七月七日のことである。
(心の指針223より)
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