214「呪いに対処する」

「呪い」なんて言葉は、
ほとんど死語かと思っていた。
私に霊道が開けた後も、
時には不成仏霊、悪霊というものや、
悪魔がやってきた。
彼らを追い払ったり、
成仏させるために、
お経や祈願文、
そして仏法真理の本をたくさん書いた。

そうして二十年ぐらい経った頃、
死霊のみならず、
生霊もやってくることが明確に分かった。

死んでから不成仏霊になるのみならず、
生きている人間でも、
常時、不平、不満、悪口を言っている人からは、
悪想念の矢が飛んできて、
頭や体の特殊な部位に取りついて、
その人の精神や健康に不調和を起こすのだ。

若い女性の頭髪や、
時には、一、二歳児の赤ちゃんの頭に取りついて、
円形脱毛症を起こすのだ。
また突然の心臓の痛みや、
重い頭痛、腹痛、腰痛も起こす。
ガンができるのも
死霊ばかりではなく、
生霊の強い念波もあるのだ。

だから人に恨まれ、呪われるようなことに手を出すな。
また「人を呪えば穴二つ」のことわざ通り、
相手も不幸にするが、自分の墓穴も掘っていることを知れ。
神仏と人々への愛の祈りに徹せよ。
世界は鏡のように映し合っているのだ。

（心の指針214）