見出し画像

羽生結弦選手への愛が止まらん②

①の続き
またまたとっ散らかりそうな気配しかありませんがこの後に追いGIFTきめてさらに止まらん愛、その2

せっかくなので(?)
プログラムについてガッツリ感想を述べていきます!
語彙力はないし、考察なども苦手なのでただただ一個人の感想です。


大自然の中で滑る羽生結弦さん


Hope&Legacyと、あの夏へ

どちらも水面(氷ではなく)の上で舞ってるような
月明かりだけが羽生さんを照らしてくれているような
ずっとこの世界に浸ってたいと思うような
静かでただただ綺麗で

ELEVENPLAYさんのパフォーマンスも素晴らしすぎて、あのセットはこういう風に使われるのか…!と驚いた。
すごいなあ、こんなに幻想的な空間になるなんて予想できなかった…。


なるほどここが世界遺産───(違います)


このあたりは全て感覚でなにも難しいことは考えずにただただ受け止めていました。
自然の中にいると、そういう気持ちになれるときあるよね、自分はなんてちっぽけなんだとか。
悪い意味ではなくて。

昔、悩んで、苦しくて、どうしようもなかったとき家のベランダから星空を見上げてボーッとしてたことがあったけど、あの時と似たような感情になりました。

そんな感じで、大自然の中で舞う羽生結弦さんに、思わずひれ伏してしまいました。
白い竜のようなお衣装、綺麗だったなあ…………
ああいう丈長めの衣装、競技ではなかなか観られないので眼福。

いつか本当に大自然の中で滑っているところなどみてみたい気持ちはある。


星のかけらみたいなものがたくさん集まって、
バラード第一番に繋がったのも綺麗だったねえ…
あの星のかけらは応援の気持ちだったりするのだろうか。

と、余韻が抜けきらないまま現地でぽ〜っと観ていたのであまり意識してなかったし、
後に来るロンカプがフルだったからというのもあったけど、

追いGIFTした私「いやバラード第一番もほぼフルじゃん」

こんなにみせていただいて、よろしいのですか??????

あの時の気持ち

そしてOtonalのメロディにのせたモノローグとアニメーション。
何が凄いかはもう語彙力が本当に残念なことに大自然に置いてきてしまったので、
ここ、ここのアニメーション、これ作った方にとりあえず心のスタオベ…。


たくさんのプログラムたちが目の前で流れていく。
たくさん傷つきながら、それでもまだ、もう少し。もう少し。と。
私はその当時のことを知らない。
彼のこれまでの道のりも、想いも。

2021年の全日本選手権でみた、序奏とロンド・カプリチオーソに心を奪われ流れるようにして北京五輪をみていた。

当時、まだ「最近羽生結弦ハマりかけでやばいんだけど(笑)」というようなテンションだった私
それでもあの日、仕事を一時中断して、指先を冷たくしながら観たあのショートプログラム。

時は北京五輪から2023年2月26日へ。
あのときの感覚が蘇ってきた。
いやむしろ好きになったぶん、あのときより祈る気持ちも、緊張も、大きかったかもしれない。

まあそんなの羽生さんのプレッシャーや背負うものに比べたら屁でもないんですが…

滑り切ったあと、天を仰ぐ羽生さんに割れんばかりの大歓声と、拍手がおくられて。
当時無観客だった会場、勝手な気持ちだけど、世界中のファンがこの景色が観たかったんではないかなと。

一見ただのリベンジかと思いきや、これもやっぱり贈り物のうちの1つなんだよなあと。

羽生さんには、これができるだけの技術がある。
これまでずっと、積み上げてきたものの証明でもあった。


第二部の導入の天才さ


製氷とお手洗い時間で休憩40分。
お手洗いもいったし、第一部のアレがよかったこれがよかったなんかも話しながら、そういえばシンクロライトもまだ使ってないな、これからかな?
など、なんとなくザワザワしながら第二部が始まったわけだけど

ここで、プロローグでも滑っていたレツクレ、生バンドでの演奏。
わ、わ、分かってるなぁ…と妙に感心してしまった。

いや最初、途中から滑るんかと思ってたんだけど、
生バンドレツクレで会場のボルテージを上げてから、
満を持して羽生結弦が登場!!!(5,000兆円フォントで)

しかも、Let Me Entertain You……………
あの繋げ方、あれでテンション上がらない人はいない。

このプログラムって確か、コロナ禍で生まれたので
だーれもヒューヒューできてないじゃないですか、
ここで……これを………持ってくる、こんなのは天才の所業と言わざるを得ない。

でもそもそも声出し解禁がこの東京ドームだし、
(解禁といえど心配な方もいるだろうし)
フィギュアスケートの文化的にはコールアンドレスポンスも浸透してなさそうな感じでどこか困惑している様子もあったのがちょっと面白かった。

そんなことはお構いなしにガンガン煽ってくる羽生くん、世界一カッコいい。
こんなん好きになるなと言われても好きになりますわ!!!!すみませんが!!!!

シンクロライトがいい演出になっていたな、あれ人に任せるとバラバラになることがあるので…。

一部で大自然の中の羽生結弦さんにひれ伏していた私、二部ではイケイケ稀代のロックスター羽生結弦さんに心臓ぶち抜かれてしまいました…。

次はしぬほどコールするので、またやってくださいませんか???


光と陰


自分のことなんて、誰も分からない!
その孤独の苦しみから放たれる叫び、そして流れる阿修羅ちゃん。

Adoさんの曲の中でも阿修羅ちゃん大好きですので流れた瞬間またしてもテンションぶち上がりなんですが、まず赤シャツがどえらい…どえらい。(語彙喪失)

てか羽生さんダンスうますぎでは????
しかも足元はスケートしてる、何、どういうこと?
どこかで実は習ったんでしょうか、むしろ習っててほしい、秘密にするから教えてもらっていいカナ?

そしてここで、陰の羽生さんと光の羽生さんが出てくるわけだけど、
「もう休みたい、疲れた」
「頑張りたい、やれる」
「動けない、動きたくない」
「届けたい」

やっぱり改めて思うのは、人のことは外から見ただけでは分からないなあということ。

羽生さんは並大抵の人じゃ残せないものばかりを持っているけど、
持っている人だからこそ強く感じる孤独感とか、焦りとかたくさんあるんだろうな、と。

私たちが生活していく中でも、
人の思いというのは簡単に理解できるものではなくて、
元気そうに見えるひとが実はそうじゃなかったり。
何も苦労してなさそうにみえたり。


その陰にあるものは簡単には見えないから
だから人を羨んで、心が暗くなることもたくさんあって。
見えてるものが全てじゃないってこと、ずっと心に留めておきたい。


そしてオペラ座の怪人。
手…………これのためにあったのか…………!!!!
シャンデリア………揺れてる………!!!!
ものすごい迫力で、何より羽生さんが滑り出して、なんというんですか、重厚感が凄い。
さっきまでノリノリプログラムでバキバキに踊ってた人とえらい違いじゃないですか。

東京フィルハーモニー交響楽団の皆様の演奏、これもまあ素晴らしくて。
生オケ、会場で本当に感動したんですよね…。
学生の頃すこーしだけ吹奏楽やってたので生演奏大好きなんですよ。
というかそもそも生オケって本当に圧倒されるほどの音の厚みがあるじゃないですか、
それに負けない羽生さんの滑りよ………
そこも凄いよね、普通に見てたけど。


1人であること、独りであること


私実はいつか終わる夢というプログラム、まだあんまり咀嚼できていないんですよね………
なんだか人の心の奥深くに隠しているものを抉られるような気持ちになるというか、
でもそれは心地の悪いものではなくて。

印象深いモノローグの部分を。

君は特別じゃない。
僕は特別じゃない。
夢は、覚めなきゃ。
ただ、ひたすらに、独りだった。



ひたすらに1人、独りであること、その中で生まれる苦しみ、でも本当はそんなことないんだよと。
ある意味、孤独を感じられるということは1人ではないのかもしれない。


ただいま

おかえりなさい

僕の夢

みんなからの、GIFT


帰ってきた"僕の夢"を、みんなからのGIFTと
なんて優しい声で言ってくれるんだろうね…
その流れでnottestellata、もうね、心いっぱいなんですよ。
両手ではもう抱えきれないんですよ。

僕が貰いすぎていたので、と言っていたが、
ファンからしたら何もできてないのに、むしろこちらが貰いすぎていますが…?!と思いましたよね。

では、折衷案で、GIFTを贈り合っているってことで、いいですか?(?)



羽生さんの幸せを祈りながら



エンディング。
私はエンドロールの方をメインにみていて、本当にたくさんの人が関わってできた、一夜限り、一期一会の、奇跡の公演だったのだとしんみりしていた。


その後ご挨拶とアンコールがあったわけだけど、
東京フィルハーモニー交響楽団のみなさん、と紹介された時の会場のガチのどよめき何回観てもおもしろい。
私も確かひっくい声で「ええ〜〜〜っ………」と言った記憶があります。

しかも、武部さんの"GIFT"という、この日のための1曲。

好き!!!!!!!!!となりけり。

これ、配信されないですかね?!
携帯に入れて聞きたい…とてもあたたかくなる素敵な曲だった。

春よ来いに繋がって、
ドーム一面が桜の花で満開になったの、綺麗すぎたからずっとずっと覚えていたいな…

春ちゃんの、桜が舞っているような、
優しさで包み込まれるかのようなスケートは、ものすごく沁み渡る。

もうすぐ桜が咲き始める時期ですね。
春を呼んできてくれる妖精さんなのか、東京はその週から春が来たみたいに暖かくなったの、
偶然だけどなんだか嬉しくなってしまいました。



そんでまた羽生さん出てくるかな?と思ったら


ピィヨ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


みなさんお馴染みのアレが…………
生オケで………………

SEIMEI、ファン以外もお馴染みみたいな感じになってるし、今までもいろんなところで披露されてきているけど、
毎回新鮮に興奮できるのなんかいいですよね。
何度も繰り返されることで、より伝説みが増してくるプログラム。
羽生さんのプログラムに関してはもはやどれもそんな感じがありますけど…


あの幸せだー!って全身で叫んでるかのようなステップ、
ジャンプを降りきって向かう平昌のときの羽生結弦と重なった。
歓声もすごかったよね…


そして水平線が流れはじめたリンクに、
黒いパーカーで再び出てきてくれた羽生さん。

「やっぱスケート好きでよかった」


心からの言葉だった、でも、それ以上にその感情を思いっきり氷に乗せていたのが印象的でした。
今日滑ったどのプログラムとも違う、1人の"羽生結弦"がそこにいたような気がしています。

たくさんの辛い思いや苦しみ、孤独とたたかってきた羽生結弦選手が、これからの日々もずっとずっと幸せでありますようにと願わずにはいられない、そんな1日でした。
宝物のような日、これ以上ないぐらいの贈り物を、ありがとうございました。




ところで皆言ってるけど、

いつでも帰ってきてねって、
今日だけでもいいんでって、
優しく謙虚に寄り添ってくれるこの素敵な羽生さんと羽生さんがくれた贈り物を胸に、私は明日からも生きていこう…と思ったけど


ごめん、帰るというか、あれからずっと居座ってます…………


羽生結弦選手への愛が止まらん-完-


(前後編に分けたはずなのに、結果後半もダラダラ長くなってしまって反省!)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?