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#day4 キャリアが変われば、読書も変わる

 30歳を過ぎて、コピーライターから経営コンサルタントへキャリアチェンジした。文学少女を気どり続けてきた?年を捨て、28歳で母校の商学部へ学士入学してからは突貫工事で経済、経営とくにマーケティングの専門書を読みふけった。今もだが、当時もマーケティングといえばコトラー先生。あの村田昭治先生ゼミを落ちこぼれた頃に、サービスマーケティングという分野に出逢い、勝手に井関利明先生に弟子入りしたつもり(笑)

 卒業後に、井関先生監訳・コトラー先生の「非営利組織のマーケティング戦略」を拝読し、目からうろこが落ちた。お金儲けではない分野にもマーケティングを‥という思想が、その後のコミュニケーション観を変えた。

 経営コンサルタントとして、マーケティングを語る折には、嶋口充輝先生の「戦略的マーケティングの論理」の内容をお借りして、講演、セミナーに登壇した(ほぼパクリだったが、出典はちゃんと伝えた)。会社を辞める頃には、東京大学の片平秀貴先生の「パワーブランドの本質」に傾倒…。あの10年11か月が職業人としての私を創った。感謝感謝しかない。3冊ともに、感謝のシンボル「青」の表紙である。 

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