悠木そのま

いつもいつまでもHappiness at Work! 『ハーバード流 幸せになる技術』の著者、国家資格1級キャリアコンサルティング技能士として、個人と組織のHappiness & well beingをクリエイトしています。ただいま、セルフ・キャリアドック導入支援にばく進中!

悠木そのま

いつもいつまでもHappiness at Work! 『ハーバード流 幸せになる技術』の著者、国家資格1級キャリアコンサルティング技能士として、個人と組織のHappiness & well beingをクリエイトしています。ただいま、セルフ・キャリアドック導入支援にばく進中!

マガジン

  • この本を読みました。

    読んでみて、心の琴線に触れた、忘れたくないコトバ、忘れたくない気づきの忘備録。ブログ『夢づくりの王国』の記事をリニューアルしたり、新しく綴ったり…。忘備録というお蔵に、ときどき籠ってみましょうか。

  • ワインと暮らす お洒落に暮らす

    ワイン呑んべえとなって、早くも45年。たくさんのワインを嗜む折々に、ワインの記事を執筆させていただきました。その光栄な機会に書き散らした雑文を収録いたします。

  • 歌ごころ

    レコードやCDに収録されたり、デヴュー前の本田美奈子.さんや工藤静香さんが練習で歌ってくださったり。。作詞家になりたかった若い日の歌ごころ、想い出の玉手箱に少しずつ詰めてみます。

  • おとぼけヨシコちゃんの本日のオコトバ

    3回の左大腿骨骨折、入院ごとに一進一退の認知症をものともせずに、95歳を越えたヨシコちゃん。訪問リハビリのセラピスト先生たちも捧腹絶倒の舌鋒が日々、炸裂中です。2024年5月には小脳出血という一大も乗り越え、100歳をめざして大ばく進するヨシコちゃんのおとぼけ語録、老いた母との暮らしが想い出になる日を怖れるムスメによる忘備録です。

  • 老若男女のキャリアデザイン

    仕事はその目途(もくと)によってライスワークにもなればライフワークにもなります。誰にでも生計のために働かなければならない事態も起こりますが、そのライスワークに自分という命を活かすライフワーク、さらには、魂が喜ぶソウルワークとして取り組めるなら、人生はきっと幸せです。月間「時局」さんからのご依頼で、2006年1月号から半年間、連載した記事のアーカイブ。ライスワークをライフワークに、ライフワークをソウルワークにするのは自分自身に他ならないことに気づかされた執筆でした。そして、現在のワタクシはソールワークに勤しめているよね~と自問自答しながら、マガジンとして公開いたしました。

最近の記事

ただの歌詞じゃねぇか、こんなもん ~桑田佳祐さんに学んだコピーとパクりの違いを想う

夢づくりの王国-悠木そのま 著書と著作を語る コーチングがブームになる前の「コーチング」、その節にはパクらせていただきました! 2020.03.18 Wednesday 公開 (2024.12.3 加筆)  本棚の整理をしていたら、なつかしい図書を見つけました。  コピーライターだった頃は「パクる」のがすごく嫌で、書けなくて書けなくて、苦しみました。そんな時、サザンオールスターズの桑田佳祐さんが「音楽なんて、みんなパクリ」「どうせパクるなら、カッコよくパクろうぜ」と書

    • とっておきの夜は普段着で ~発泡性ワインの気楽な楽しみ方~

      [東海総研マネジメント 1998年12月号掲載]  クリスマスにはこの世でいちばん好きな人と過ごしたい。部屋をあたためて、飾り棚のグラスを洗って、普段着のままで。そんな夜には迷わずにシャンパーニュを選ぶ。耳を澄ませばピチピチと、踊るグラスの華やぎが人の心も躍らせる。  そのシャンパーニュも昔はくすんだ白ワインで、「灰色の酒」と呼ばれていた。言ってみればどぶろく。ここに炭酸ガスを閉じ込め、泡のたつ透明の美酒に仕立てたのがドン・ペリニョン…といわれる。でも、本当は、様々な畑の

      • 歌ごころvol.7 OK! Kouhei 

        ~クルージング・ラブ 替え唄version~ 曲  MARINE EXPRESS(石川昌信 他) 編曲 石川昌信 詞  悠木そのま [2001年/大塚耕平応援ソング] きらきらとあなたは 私のまぶしい海だわ ゆらゆらとクルージング 私はあなたと旅する デッキシューズ脱いだら、世界へ走ろう 果てしないかなたまで、波を越えて行くの 未来をかけたあなただから、見つめているわ Kouhei! 小さな願いがかなうまで (GO! GO! GO! GO! OK! Kouhei!)

        • 人間って水だな

          ヨシコちゃんは日々、度々、お水を欲しがります。 ペットボトルを渡すと、ごくごくごぐごく。。 誤嚥が心配になるほど、お水を盛大に飲みます。 「美味しい?」と、ついつい尋ねてしまって 「美味しぃ」って、吐く息と一緒に答えてくれて それが、母娘の挨拶みたいになっている日常です。 先週末、ショートステイへ迎えに行って 「お水、飲む」って尋ねて、「飲む」と答えて ペットボトルを渡すと、ごくごくごくごく。。 「美味しい?」と尋ねて、「美味しぃ」って答えて ちょっと間があって、ふと

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        • この本を読みました。
          1本
        • ワインと暮らす お洒落に暮らす
          3本
        • 歌ごころ
          7本
        • おとぼけヨシコちゃんの本日のオコトバ
          9本
        • 老若男女のキャリアデザイン
          6本
        • 学びの森を散歩する
          6本

        記事

          vol.6 生きるから生かされるへ

          [時 局 2006 6月号 掲載]  小学生の頃には、ファッションデザイナーになりたいと思っていました。ピアニストや画家に憧れる気もちもありました。中学校の文化祭で友人たちと自主グループを組み、神話劇『ゼウスとプロメテウス』を演じてからは、女優という仕事に惹かれ、高校では演劇部に属しました。仕事とは興味、能力、価値観を表現するものです。私は芸術の世界に深い興味をもっていましたが、職業にするには能力が足らないと自覚して、芸術の道を選びませんでした。好きなだけではなく、得意でな

          vol.6 生きるから生かされるへ

          歌ごころ vol.6 クルージング・ラブ

          曲 MARINE EXPRESS(石川昌信 他) 詞 悠木そのま [1982年作/未発表] キラキラとあなたは わたしのまぶしい海だわ ユラユラとクルージング わたしはあなたを旅する     デッキシューズ脱いだら 素肌に太陽     大人びて ペディキュア うっすらつけてきたの         初恋はいつ? と訊かれて 思わせぶりする     あなたをちょっぴり 妬かせてみたいから・・・ キラキラとあなたは わたしのまぶしい海だわ ユラユラとクルージング わたしは

          歌ごころ vol.6 クルージング・ラブ

          vol.5 人生の正午を過ぎるとき 

          [時 局 2006 5月号 掲載]  「中年危機」問題が静かにクローズアップされています。4人に1人が「ミッドライフクライシス(中年危機)」に直面していると言われる米国では、中年セレブの生活を描いたTVコメディがヒットしているようです。主人公は、巨万の富と名声を手に入れたハリウッドのコメディアン兼カリスマプロデューサー。満たされているのに足らない空虚、わきおこる疑問、あふれる愚痴、中年セレブの姿に視聴者は自らを重ねるのでしょうか。  日本で「中年危機」問題が取りざたされる

          vol.5 人生の正午を過ぎるとき 

          vol.4 消しゴムで消したい人生も

          [時 局 2006 4月号 掲載]  「キャリア」と聞くと、管理職や専門職、官僚、キャリアウーマンなどを連想する人が多いようです。とはいえ、キャリアとは仕事に関わる経験の軌跡であり、「人生のわだち」です。特定の人だけではなく、誰もがそれぞれのキャリアを描いています。しかも「仕事」とは「職業」よりも広い概念ですから、たとえば専業主婦は妻、母という役割に伴う「仕事」の経験を蓄積し、専業主婦というキャリアを描いています。無償ボランティアは市民という役割に伴う仕事の経験を蓄積して、

          vol.4 消しゴムで消したい人生も

          vol.3 すべては夢からはじまる

          [時局 2006 3月号 掲載]  その時、私は二十五歳。広告代理店の下請けの制作プロダクションに出入りして、広告文案を書く仕事を請け負っていました。コピーライターという仕事です。プロダクションのひとつに、社長を除けば全員女性という会社がありました。社長は黒子の立場に徹していて、現場のトップは瞳のとても大きな「デメさん」と呼ばれる女性でした。知り合ってまもなく、デメさんは三十歳をむかえ、誕生日会が開かれました。彼女は乾杯の挨拶で、会社を任され好きな仕事とよい仲間にめぐまれ、

          vol.3 すべては夢からはじまる

          歌ごころ vol.5 夢少女

          歌 本田美奈子. (当時 工藤美奈子) 曲 安 格斬 詞 悠木そのま(当時 深田尚美) [1984年作/第8回 長崎歌謡祭グランプリ受賞曲 2009年加筆修正] 海風 そよそよ。。 愛しいその胸に a dreaming doll 頬うずめて 指を重ねれば 月の影はおぼろ 夢のように さそうの a dreaming doll 恋の夜に すべてあずけたら 花びら 散る散る。。 愛しいその胸に a dreaming doll ほろほろりと ため息 ひとつずつ 恋ごころ

          歌ごころ vol.5 夢少女

          vol.2 ニートから教わること学ぶこと

          [時局 2006 2月号 掲載]  働きたいのに働ける職場が見つからない、働きたいのに仕事や職場を探そうとすると立ちすくみ、立ち止まってしまう…。働かないのではなく、働きたいのに働けない若い人たちがいま、この日本にたくさんいます。フリーターと呼ばれる人たちは、パートタイマーやアルバイトを時々するけれども、正業に就いていません。ニートと呼ばれる人たちは学校に通っていないのに就職はしておらず、職業に就くための訓練も受けていません。  青年期は自己を見つめ、自己を探る時期であり

          vol.2 ニートから教わること学ぶこと

          vol.1 ライスワークとライフワーク

          [時局 2006 1月号 掲載 / 2010 5月加筆]  幼い頃から、母方の祖父が僧侶であったと聞かされました。とは言え、祖父が亡くなったのは、母が六歳の頃です。母から伝えられた祖父のエピソードは、大変頭がよかったので僧侶の修行に出されたこと、兵庫県高砂のお寺の住職になったこと、高砂の美しい白浜を朝夕、小さい母の手をひいて散歩したこと…くらいです。それなのに、このところ祖父をとても身近に感じます。母が、肌身離さず持っている写真のせいでしょうか。生みの母が、その生みの父を大

          vol.1 ライスワークとライフワーク

          嬉しかったなぁ…

          朝食を前に、ヨシコちゃんが突然 「今日はおめでたい日だから…」と。 え、もしかして、私の誕生日のこと? 二日前、目覚めたばかりのヨシコちゃんに 「今日は何の日か、分かる?」って訊いたら 「分からない」って答えるから 「あなたのムスメの誕生日だよ」って伝えて 「そうか、そうか」とハグし合ったものの…。 二日遅れで、ムスメの誕生日を思い出したヨシコちゃんに 誕生日は「母さんに感謝する日だね、ありがとう」って ほっぺにキスしたら、ヨシコちゃんが遠い目をして 「嬉しかったなぁ

          嬉しかったなぁ…

          歌ごころ vol.4 Misdial

          曲 MARINE EXPRESS(石川昌信 他) 詞 悠木そのま [1982年作/未発表] むかし けんかして 別れた人の テレフォンナンバー 手帳で探して 友だちと飲んで さわいだあとの 地下鉄の駅で ダイヤルすれば・・・     誰かの電話 待っていたのね     2度目のコールで 受話器 ひろった     あなたに今さら つなげるはずないの     さみしいだけのMisdialを・・・ 手のひらの中で 懐かしい声 今も少しだけ 好きなのかしら 思わず涙で

          歌ごころ vol.4 Misdial

          歌ごころ vol.3 傘はささない

          曲 MARINE EXPRESS(石川昌信 他) 詞 悠木そのま [1982年作/未発表] さみしそうなしぐさ 街角のカフェテラス ぶどう色のシャドウを少しだけつけてみる 雨の午後 偶然のいたずら 水玉に占って バスストップにもしかして あなたが立ってるかもしれない     街影はshallow blue 雨ににじんで揺れている     けれど 私 傘はささないの     あなたがさしかけてくれるまで・・・ めぐり合いの不思議を 信じることに決めて 降りそそぐ銀色の

          歌ごころ vol.3 傘はささない

          ワインリストを捨ててしまえば… ~ソムリエをうならせる注文の仕方~

          [東海総研マネジメント 1998年11月号掲載] 昭和の相撲史を「ヒョオショオジョオ」の痛快な響きで彩った元パン・アメリカン航空のジョーズさんは、大変なワイン通だった。自宅に常時百本、有料の倉庫に千五百本をお持ちとか。そのジョーンズさんが大学生の頃、ある女性を口説いた夜のメニューが牡蠣に“シャブリ”、仔羊に“ムートン・ロートシルト”という本格派。女性はジョーンズさんの奥さまになった。  ワインの魅力は変幻する多様さにある。生産地、品種、収穫年の天候、作り手の考え方と腕、熟

          ワインリストを捨ててしまえば… ~ソムリエをうならせる注文の仕方~