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広報業務は作業ではなく、自社の応援団づくり

リリース配信サービスが誕生してから約20年、
リリース配信サービスが広報活動のハードルを下げて、
いまや企業の広報活動のスタンダードになっています。

この20年の間、広報活動の幅が飛躍的に拡大しました。
10年くらい前からトリプルメディア戦略、
広報的にはトリプルメディアマネジメントと言われるようになり、
そのあたりから広報領域が一気に拡大しました。

そこに、SNSが加わって、公式SNSからの発信、
危機管理コミュニケーションという視点でSNSをトラッキング、
インフルエンサーとのコミュニケーションなど。

広報、企業のコミュニケーションは、
いまや「ダブル・トリプルメディア」の状況になっています。

このように広報情報の発信手段の多様化で、
現実的には作業に追われることが多いと思います。

しかし、広報とはリレーションをつくる仕事です。
教科書にあるように「全ステークホルダーズごとにリレーションを」
とまでいかなくても、コーポレートサイト、SNS、メディアというコミュニケーションチャネルごとにどんな人と、どんな関係性をつくって、どんな風に自社を認識してもらうのか改めて整理してみても良いのではないでしょうか?

メディア向けの広報活動もリリース配信ができたら、
次は、メディアリレーションを考えることが大切です。
メディアを固まりと捉えず、1人1人と考えたリレーションをすれば
必ず良い関係ができます。

自社に味方になってもらえるメディアを何人つくれるかは
広報の腕の見せ所です。
味方にできれば、応援もしてもえるし、万が一の危機の時にも助けてくれます。

今年こそ、「リリース配信」+「リレーション強化」にしてみてはいかがでしょうか。

執筆者:M3カンパニー 松本
https://www.m3com.jp/