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ミニキーボードで「アンパンマンのマーチ」

子育ての場でよく見かけるミニキーボード「SA-46」。🌱

前は3千円で買えましたが、今は後継機の方が安いですね。

「SA-76」の後継機も発売されました。(⚠️ よく見ると色が違う。)

新機種には「オクターブシフト」が追加されたそうです。ずっと欲しかった機能なのでうれしい。🎊 シフトできるのは±1オクターヴですが、ピアノやオルガン以外の音色なら十分かも。「トランスポーズ」も追加されているので、組み合わせればさらに±1オクターヴできるのかもしれない。

ミニキーボードでも弾ける「アンパンマン」の楽譜を作りました。(5年前)

ピアノと違ってミニキーボードは制約が多いですが、狭い音域で構成を考えるのも意外に楽しい。♫

最後まで悩んだところ。

同じフレーズの2回目は非和声音をはさんでみたのですが、「ファ」の響きが気持ち悪くなってしまいました。👿 でも「ファ」は次のコードの仲間なんだーって気持ちで弾けばギリセーフってことにしました。😇

難易度は「初〜中級」くらい。
ピアノでもOKです。

キーは原曲と同じ「A♭調」。♭4つですが意外に指使いが楽だったのと、歌の音域が「A♭3 〜 C5」になるため歌いやすい子が多いのではと思い、決めました。子供の声域については、以下の論文を参考にさせていただきました。

60%の子ども = 46名以上の子どもの歌える最低音はA3であることがわかる.同様に最高音はC5である.
音域の平均は3歳児が1 oct.と短3度(15半音)4歳児が,約1 oct.と長3度(16半音),5歳児が1 oct.と増4度(18半音)であった.つまり,4歳児は3歳児より,半音音域が広くなっておりさらに,5歳児は4歳児より,全音広くなっている.全体としては,1 oct.と完全4度(17半音)が,本調査における幼児の声域 = 幅である.
(中略)
子どもたちがアニメ主題歌を怒鳴って歌わないのは集団で歌わないことに加えて,子どもの声の高さに合った曲であることが,もう一つの理由であることが確認できた.

細田淳子. 子どもの声域とTVアニメ主題歌. 東京家政大学研究紀要 1 人文社会科学. 1995, no.35, p.193-194

とりにえさをあたえるぼたん