【重要】新電力バンク宇都宮北支部からのお知らせ【2022年6月第1週】
今回、非常に重要なお知らせとなります。
電力関係ご担当者様や経営者様は、是非ご一読頂ければ幸いです。
先週「最終保障供給料金の値上げ」が発表されました。具体的な時期に
ついては未定となりますが、各エリアの送配電事業者が赤字の状態で
下支えをしている点を考慮すると、早い時期に是正させれる可能性が
高いと考えられます。
内容につきましては「市場連動型」の採用となり、これは言葉の通り電力の市場価格に連動し提供の価格が変動するものとなります。
こちらの背景には、
1.電力のセーフティネットである最終保障供給を本来の利用目的に戻したい。
2.各エリアの送配電事業者が赤字の状態で下支えをしている点を是正したい。
3.ほぼ全ての小売電気事業者が新規受付を停止している状況を打開したい。おおよそこの目的が考えられます。
重要な点は3.になります。
まずは最終保障供給料金が値上げされる事で、旧一般電力会社などが標準価格を改定する、つまり利益が取れる金額まで料金を引き上げる事となります。それに付随する形で新電力会社も価格の改定が行われます。
需要家様の既存契約も値上げ交渉などにより徐々に新価格へ移行していき、最終的には日本全体での大幅な電力値上げが行われる形となります。
短期的に値上げを防いでも、中長期的には結果として変わらないかと
存じます。
後に大きな問題となる事は間違いないと考えておりますが、現時点で政府からの補助の予定などは無く、逆に脱炭素化を推進する内容は多く見受けられます。
価格を取るか、環境対策を取るかとなり、もちろんどちらも重要かと思いますが、大幅な値上げ内容を考えると需要家様が価格に納得が出来ない場合、最終的には環境対策も進みにくくなるかと存じます。
何をもって解決するかという点は、需要家様によって異なるかと思います。弊社からの提案としては、
・環境問題対策の為、環境配慮型電力の導入。
・将来的にコストを抑えるという事で、太陽光発電システムの導入。
・BCP対策として蓄電池設備の導入。
こちらが2030年に向けてのベストな選択かと存じます。
企業様のご要望に沿ったご提案を致しますので、
必要であれば是非お問い合わせ下さい。
※弊社HPを公開しております。お時間が宜しければご覧下さい。
新電力バンク 宇都宮北支部