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劇症型溶連菌感染症からの子宮全摘


第3子が産まれた次の日から40度の高熱が続いた。
寒気で震えると思ったら、暑くて暑くてたまらなくなったり温度調整が難しい。
産後ってこんなに大変だっけ?年取ったからかな?とふらふらになりながら思う。

コロナ陽性と診断をうける。
わぁ。コロナだから高熱なのか、、。個室の時で良かったな〜よくなってから退院しようと思った。

そこから気を失い、、気づいたらたくさんの医療職に囲まれていた。ご家族に連絡をとりたいです!!と言われて起きた。何が起きた?!私も知りたいのでここで電話してください!とわたしの携帯からスピーカーフォンで家族に連絡した。

いまから大学病院に搬送します。そう先生が伝えた。

劇症型溶連菌感染。感染巣は子宮。いますぐに子宮を取らなければ命に関わる。その手術ができる大学病院に急ぎ搬送された。
家族が駆けつけてくれて私が救急車に乗るタイミングで到着。がんばれよ!!と父親が声をかけてくれた。頼もしかった。

産後4日目。わたしは産まれたての子どもを出産した病院に残し、1人大学病院に。
夜中の緊急手術。子宮全摘となったのだ。

感染巣の子宮はぐじゃぐじゃになっていたそう。
感染巣を取り除くタイミングが早かったのでわたしは一命を取り留めることができた。
対応してくれた医療職の皆さんには感謝の気持ちでいっぱい。

わたしの100日間の入院生活がスタートしたのである。

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