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効率的なファッションスタイリストのなり方


ファッションスタイリストの仕事に
興味があるけど
どうしたらいいかわからない人、
独立して活躍したいけどこの業界が
不安な人のために。

ここでは”ファッションスタイリストとして
独立して一線で活躍したい”
と考えている人向けの話です。

アシスタントしたくない方はどうぞ、
今すぐ名刺を作って始めてください。
名刺作れば誰でもなれます。


まず金銭面に関して。
私自身、ファーストアシスタントとして
新たなアシスタントを募集する際に
一番質問が多い項目です。

基本お金は貰えないと思ってください。
この業界ってなぜか仕組みがとても古い。
世間の逆を行っていて、この部分が一番
若手を遠ざける気がしてます。

でも、私がアシスタントを始めた頃に比べて
少しずつよくなってるところが多いです。
たった4年なのにそれでも変わっている
ということは、もう少し経てば
もっと良くなるんじゃないかと思います。
(少なくとも、私が独立したらこんな辛い思い
させたくないのでしっかり払いたい。)

だから”働いてる”という感覚を捨てて
"学ばせてもらってる" 
”人脈や技術を盗ませてもらってる”
って考えた方が気が楽。
こんな偉そうに言ってるけど、
私自身こう考えられたのは
最近の話で、一番酷い扱いを受けてた時には
こんなふうには考えられませんでした。
人間なので。

親や親戚、頼れるものは頼りましょう。
直前に連絡して働かせてくれるような
融通のきくバイトを探しましょう。
貯金はできるうちにしておきましょう。

お金を理由に夢を諦める人を
たくさん見てきました。
今はお金の稼ぎ方たくさんあるので、
金銭面に対しての不安をある程度
取り除いてからアシスタントを始めることを
おすすめします。


ここからが本題。


まず一番大切なことは
「どういうスタイリストになりたいか」
を具体的に考えることです。
・ファッション誌
・タレントやアーティスト
・舞台衣装やライブ衣装
など、自分が活躍したい畑を考えます。

基本的に何を主な仕事にしているか、
スタイリストによって様々。
多岐にわたって活躍してるスタイリストは
大体タレントやモデル、
事務所や監督等からの指名が
ほとんどで、それは結局自分の畑から
派生していく仕事になります。

そして、アシスタント時代に一番必要なのは
人脈作りです。
上記の通り、この業界は9割、
いや10割といっても過言ではないくらい、
人からの信頼や信用が仕事に
繋がります。

これはスタイリストだけでなく、
フリーランスとして働く人全てに
共通することだと思います。

だから、アシスタント時代に
どれだけ多くの人と出会い、
いい印象を残せるかが、
独立した後の自分に関わります。

「6年アシスタントして
やっと独立したけど仕事がない」
「独立しても結局バイトをしないと
生きていけない」
こういう話よく聞きます。

アシスタント期間が長ければいいわけでも、
短ければすごいわけでもありません。

自分がなりたいスタイリスト像は
どんな人と関わればいいか
どういう人に気に入ってもらえればいいか
を考え、それに一番近いところにいる師匠を
選びます。

正直、ファッションセンスやコーディネートは
よっぽどマイナス評価がない限り関係ないと
思いました。
それより、師匠自身の周りからの評価、
周りに与えてる人間性を
よく見た方がいいです。
当たり前の仕事を誠実に真面目に
こなしている人が評価されます。

そしてそれはそこで働くアシスタント、
私たちのイメージに直結します。


では一体そういう師匠を見つけるには
どうしたらいいのか
次の記事に記します。


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