ファッションスタイリストになる方法

ファッションスタイリスト
になる方法を具体的に
お伝えします。

※今回派遣は除きます


①媒体を決める
・ファッション誌のスタイリスト
・芸能人相手のスタイリスト
この二つで変わってきます。
※これに関しては過去の記事
『師匠の選び方』でも詳しく
書いています。

●ファッション誌の場合
(メリット)
・編集部からアシスタント料
として高額なお給料を貰える
ところもある
・自分が好きな系統の服に
囲まれて仕事ができる
(デメリット)
・(後者と比べて)作業が多い
・蓄えられる服の知識が偏る

●芸能人相手のスタイリスト
(メリット)
・お給料と仕事量がピンキリ
→自分に合った人を選べる
・扱う服の幅が広い
(デメリット)
・全てが師匠次第
(給料、休み、
独立までの長さ等)

②履歴書を送る、
コンタクトをとる

自分がつきたいと
思った方にコンタクトを
とります。
これは調べたら出てきます。
今はインスタも上手く活用
できると思います。
ただ、インスタグラムのDM
はあまり使わない方が無難です。
それしか手段がないなら別ですが
大体HPを作っていたり、
求人ようのアドレスを掲載
している方が多いので、あれば
そちらを使いましょう。

また、多忙な方が多いので
すぐにレスが返ってくるとは
限りません。
数ヶ月経ってから返事がくること
もざらにあると思います。
スタイリスト業界は常に人手不足
なので、どうしてもつきたい人が
いるのであれば、待ってみても
いいと思います。がこれも運と
タイミングが大切です。


③面接、実際に会う

「〇〇日来れる?」
といったような急な呼び出し
や面接日程の連絡が来たら
即レスしましょう。
どうしても調整不可能な重要
な予定がある以外、即OKを
出すべきです。
アシスタントに求められて
いるのは柔軟性と瞬発力。
面接の時から発揮して下さい。

第一印象は特に大切です。
自分の仕事を任せるアシスタント
選びで師匠が見ているのは、
服の知識や個性ではありません。
真面目さ、誠実さ、やる気、
挨拶返事、声の大きさ、
人当たりの良さなど、
自分の大切なプロの現場に
連れて行けるかどうかという
人間性を見られてます。

入試の面接やバイトの面接
と同じように、自分の人間性
をよく見られるように意識
してください。


④実際働く
面接だけでは正直
わからないので、
大体のスタイリストが
働いてみろという流れ
になります。
(もちろん面接で好印象
だった人に限ります)

その時に大切なことは
・先輩との人間関係
(先輩がいなければ師匠)
・体力
・根性
・人間性
・学ばせてもらってる
という姿勢
のみです。

服の知識とかセンスは
必要ありません。(初めは)
アシスタントは師匠のセンス
を汲み取って仕事のサポート
をするのが仕事です。

上記の5点さえできれば
クビになることはないと
思います。
逆に、5点ができていないと
クビになる確率高いです。
もしくは自分が辛くなって
辞めることになります。


先輩、師匠との人間関係
毎日家族以上に共に過ごすこと
になる相手と人間関係が上手く
いかないのは辛いです。
独立するのであれば、上手な
人間関係は必須です。
酷いことを言われたり
人間の扱いをしてもらえ
なかったりすることもあると
思いますが、耐えるしかないです
みんな同じ人間です。
一緒に働く人と上手くやって
いけない大人は、
コミュニケーション能力が低い
幼稚だなあと思っておけばいいです。
自分のせいにすることはないです。
自分を責めると、自己肯定感が
下がって精神病になります。
なってからでは遅いので、予め
知っておいてください。


体力
根性
この二つはわかっている事
だと思うので割愛しますが、
想像以上だということは
覚えておいてください。
辛くなる前に、同業者の友達
を見つけることをお勧め
します。
他の業種ではなく、同業者
です。
わかってくれるのは同業者
しかいません。この世界のこと
他の職業の人に話しても理解
してもらえないどころか、
辞めたくなるので言わない方
がいいです(笑)


人間性
これは面接のところでも
書いた通り、一番重要かも
しれないです。
スタイリストは人と人の
仕事です。相手がいないと
成立しません。
そこで、人間性の低い人と
一緒に仕事したいと思えません
よね?
たくさんいるスタイリストの
アシスタントの中で頭ひとつ
飛び抜けるには、人間性が
大切です。
忙しくて辛いときは
どうしても自分のことで
いっぱいいっぱいになって
しまいます。
そんな時少しでも心に余裕を
持って周りに接することが
できたらいいなと、自分でも
思っています。


学ばせてもらっている
という姿勢

意外と忘れてしまいがちな
もっとも重要なこと。
長く働けば働くほど
忘れがちです。
少し昔の時代の考えですが
この時代にアシスタントに
なりたいと考えてる人は
この考え方が理解できないと
難しいかなと思います。

スタイリスト業務以外の
仕事も多く、自分は奴隷か?
と思うことも少なくないはず
です。
そうなってくるとどうしても
反抗心が芽生えます。
その反抗心が良い方向にいけば
問題ありません。
ですが、悪い方向にいくと
今までの自分の頑張りが全て
水の泡になります。

「貴方じゃなくてもいい」
と言われたら終わりです。

常に学ばせてもらっている
という意識は持って行動した
方が、自分のためになります。


以上です。

スタイリストは誰でも
なれます。
行動するかしないか、
継続できるかできないか、
が大きな分かれ道です。

服飾専門学校へ通っている方へ
スタイリストになるために
学校あんまり関係ないです。
それだったらその学費と
アシスタントの仕送りに
変えてもらった方がいいです。
本気でスタイリストになるので
あれば、その学歴必要ないです。
私も通いましたが結局辞めました。
その選択間違ってなかったです。
今同年代のどのアシスタントより
経験値積んでる自覚あります。

資格なんていつでも取れます。
(必要になるかわかりませんが)

ただ、若いうちから始めた方が
絶対得するということを
お伝えしておきます。

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