はじめての三茶〜ガリと共に生きる〜
29年と8ヶ月の間、用のなかった三茶に行った。
三茶のフルネームは三軒茶屋らしい。
昔三軒の茶屋あったっぽい。そのまんま。
なんとなく、下北沢、高円寺、吉祥寺?に並んでお洒落な飲んだくれしか行けない地だと思っていた。
高円寺、吉祥寺も行ったことがないので完全な偏見だけども。
渋谷から近いことも知らなかった三茶。
渋谷はそこそこ行くのにね。
三茶の地を踏むことになった経緯は、どっか汚いところ(キタナシュラン?)行こ、という私に、この日の飲みメンの1人である会社の先輩が提案してきた先だった。
どうやら三茶が庭らしい。
確かにこの先輩に対してのお酒のイメージはかなり強い。
フェス行って飲みすぎてぶっ倒れ、気が付いたら点滴を打たれていたような人だからね。
大人のイメージが覆される。
18時に三茶!
ということで私と先輩は、この日ランチから集合をしていたこともあってすぐに着いた。
もう1人は、会社の後輩ちゃんだ。
表向きは、姫たん。裏ではコジコジという設定。
実はコジコジということがバレたら、人間界にいられなくなるらしい。
何線で来るの?と聞く私に姫たんは、
「よたたに」
すごい威力のある読み方だわ。
かわいいね。
彼女は、コジコジだからね。
合流して三茶の雰囲気を感じる。
先輩が
「たこ焼きの美味しい店あるよ」と言うので内心本当かよ〜と思いつつも、たこ焼き調査も私の趣味の1つなので連れてってもらうことに。
(実はたこ焼き屋でバイトをしてまして)
小道を歩いてたこ焼きたこ焼き。
「立呑なんば」(唐揚げの激戦区のような場所にある)
立ち飲みしたことない!かも?
それに飲みと呑みの違いも分からない。
呑みはギャルなイメージだった。
呑み行こっ♡みたいな?
(偏見)
先輩がおばちゃんに挨拶すると、
久しぶり、よく来たね〜みたいな感じで迎えてくれた。
接しやすいおばちゃんだ。
メニューはこんな感じ。
塩マヨ
ソースマヨ
ネギぽん
を頼んでみることに。
8個入りしか書いてないけど、4個から出来る様子。
そしてその4個入り用の舟がかわいすぎて食べる前から心を奪われた!!!
普段8個入りの大きな舟を見慣れているせいで子ども用のコンバースを見たときのような気持ちになった。
ミニチュアかわいい。
味が良ければいいとは言うけど、やっぱり見た目からときめきたい。
そしていざ実食。
あーふわとろでおいしい。
たこは小さめだけど、生地おいしい。
私ガリ無理なんだけど、なんとなくこの日はたこ焼きと一緒に食べてみたんだよね。
たこ焼きにガリを巻くみたいな。
え!めっちゃ上手いじゃん!
と衝撃。
寿司屋でも散々無視してきたガリ。
たこ焼きの方が合うんじゃないの?
と思いつつ、突然ガリ好きに転身した。
満足度の高すぎたこ焼き。
その後も行ってみたいお店控えていたのでささっと食べてお会計。
渡された伝票には「タカシくん」
#卓番タカシくん
タグ付けしたいくらい。
これがきっと三茶なのかも。
2軒目は水餃子のお店へ。
まあ普通にうまい。
たこ焼きに私の感情は持ってかれたように思う。
店内の現地感ある壁とか色味はよかった!
それでも普通にはうまいのでたらふく食べた。
3軒目はBARへ。
ここも先輩の行きつけらしい。
タカちゃん〜と呼ばれていた。
ここでは全く写真を撮っていなかった!
店内こじんまりしてて落ち着く空間!
私、普段はジェニファーロペス見習ってアルコール飲まないけど、なんとなく飲もうかなって思えるくらいの雰囲気。
いや、思い返すと餃子から飲み始めてたかも?
今年の2月ぶりに飲酒した。
このメンバーとこの空間ならいいかと。
色んな話をしてたんだけど(主に会社の話)、この先輩と後輩がとにかく考えるのが好きで色んなことをへー!そんな風に考えるんだ!とかそれはそんなに考えることかな?って、私は、そんな風に考えたこともなければ、共感も出来なくて、だからこそ話を聞いていて面白い。
楽しい時間はあっという間で私の終電が迫り、考えすぎる2人を残して、駅まで走って電車に乗る。
私なしで2人はどこまで考え抜いたのか?
気になるところ。
こうして私のはじめての三茶体験が幕を閉じる。
また行きたい。楽しかった。