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本と思い出【へんないきもの】

こんばんは。
今まで読んできた本について語るシリーズです。

レビューや考察なんかは苦手なので、読んだ当時の自分の事とか、そういう思い出語りみたいなものになると思います。
あらすじも端折ります。話す上で必要な部分だけ説明します。

文庫版があるみたいですよ。

読んだ当時は小学生でした。
歳の近いあの世代なら知っていると思うのですが、NHKの「あにまるQ」「むしまるQ」、TBSの「どうぶつ奇想天外」などの生物系番組が好きでよく視ていました。
よく覚えているのは、背中にお相撲さんのような顔の模様があると紹介されていたジンメンカメムシです。今は虫とか画面いっぱいに映されたらドン引きしますけど、当時は「すご!顔だ!色もオレンジできれい!」とか食いついて視ていましたねぇ…。

そんな時、雑誌か何かの広告で見かけて、母親にねだり買ってもらいました。
帯のオオグチボヤが存在感ありますよね。
内容はもちろん、見た目や生態がへんな生き物の紹介となっています。
片側のページに描かれた、白黒ながらリアルな生き物のイラストと、もう片方にその紹介・解説といった感じで、その説明がまぁクセのある面白い文章で書かれています。
めっちゃ声出して笑いながら読んでました。

図鑑によくある分類や生息地などの堅苦しい説明ではなく、まるでSSのように語られる生き物達の不思議な生態。印象が強いと大人になっても残っているもので、この本で知った生き物は数知れずという感じです。
クマムシなんかは今でも好きで、高校の頃に情報の課題でプレゼン資料を作った際にクマムシを取り扱ったくらいです。

著者の早川いくをさんはサンシャイン水族館と「へんないきもの展」をやったりしていますね。私が行った時はもうどく展だったので見てないのですが、行きたいなぁと思っています。水族館も好きだしね。

そういえば、この著者と本に影響を受けたであろう方がYouTubeで動画を投稿しておりまして。
「へんないきものチャンネル」さんというのですが、おすすめゆっくり動画の記事でも紹介した大人気チャンネルさんです。

可愛いキャラの掛け合いで分かりやすく、楽しく視れるため沢山の生き物の情報が簡単に知れるとても良いチャンネルで、生き物の解説の他に獣害事件やタイムリーな話題を取り上げております。

結構前に質問箱で「早川いくをさん好きなんですか?」とか聞いたことがあります。まぁ、愚問でしたね。
そんないきものチャンネルさん、本を出したそうなんですよ。

紹介されている数はそこそこ多いのですが、説明がライト層(?)向けなのか結構簡単に書かれていますね。早川さんのものとどうしても比較してしまうと、より子供向けに作られている感じがあります。
なんで知ってるかって?勿論買ったからですよ!

最近、不思議な生き物についての本が多く出版されておりますが、それをきっかけに興味を持った人、昔むしまるQやどうぶつ奇想天外が好きだった人、早川いくをさんが好きな人、ぜひYouTubeでも生き物を沢山知ってください!(宣伝おわり)

…思い出の話あんまりしてなくないですか?
生き物がどうして好きかというと、やっぱり人間とは違う見た目、構造、生態で理解しがたいところもあるのが魅力的なんでしょうね。
「どうしてそんな見た目or生態なんだろう」というものが実は理にかなっている事がわかると、とてもたのしい。
逆に「いや無駄じゃん、どうして滅びなかった」というのが稀にあるのも捨てがたい。

それと、今回の記事を書くためにアマゾンで早川さんの作品を検索していたらこんなものもあるんですねぇ…はぇ…。

どっちも好きな著者だぞ!?なんだこのコラボ買うしかねえ!!!!!!

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