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本と思い出【青空のむこう】

こんばんは。
今まで読んできた本について語るシリーズです。

レビューや考察なんかは苦手なので、読んだ当時の自分の事とか、そういう思い出語りみたいなものになると思います。
あらすじも端折ります。話す上で必要な部分だけ説明します。

前回、前々回に続きアレックス・シアラーさんの小説です。
これは、いつだったかなぁ、中学1年生くらいで読んだと思います。
当時は気が付くと図書室で本を借りて読んでいた気がします。
家に帰ってからも読み「そろそろ寝るかぁ」と顔を上げて時計を見ると、ピントが合わなくなっていました。
私の視力は、そうして中1の時に死んだのです…。

これは主人公の男の子が死んでしまうところから始まります。
死んだ後、現世でやり残した事をするために戻ってくる話です。

人は死んだ後、どうなるのか?というのは誰でも考えたことがあると思います。
この作品には現世と、死んだ者が集う場所と、その先の世界が登場します。もちろん作者の想像ではあるのですが、こういう物語を読むと、自分の中のイメージも膨らんでいって面白いですよね。

この話は主人公が死者なだけあって、残された家族との絡みだとかで泣ける展開になっています。
個人的には、主人公が姉の元へ行き、メッセージを残すシーンに泣きました。
昨日noteを上げたのですが、私にも姉がいます。
社会人になったので、あまり顔を合わせる時間も多くないです。
死ぬ前、最後の会話が喧嘩にならないように気をつけたいですね。

こう書くと重いストーリーのように感じるかもしれないですが、読後はスッキリとした気持ちになれました。

この本は児童文学ということもあり、スラスラと読めます。正直、本について記事を書いてはいますが、私はあまり集中力が無いのか本を読むスピードが遅いです。
私の様に本が苦手だったり、あまり読まない人にも児童文学というのはおすすめです。
内容も、思春期の少年少女に何かを考えさせるような…それこそ人の死についてだとか、そういうセンチメンタルな内容の作品が多いような気がするので、とても面白いです。

まだ何冊か話のネタになる児童文学はありますので、しばらくはこういった内容の児童文学の記事になるかと思います。
そのうち漫画や映画についても書けたらと思っています。

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