落ちながらにして平静。「クラクラ」最高。

音楽のはなしだ。

クラクラ=クラックラックス =CRCK/LCKS。

いまは「Get Lighter」という曲にハマっている。

落ちても落ちても、気づくと元の場所に立たされているような感じが、まさに文字通り、クラクラする。気付け薬のようだ。気絶する寸前に嗅がされて、意識を揺り戻されて、人混みの中に背中をばん!と押される。その繰り返し。

意識が落ちそうなギラギリのところで、でも絶対に考えることをやめない。

感傷を払い飛ばして平静。

「ふりさけみれば」という昔の言葉が頭に浮かぶ。遠くを見れば、くらいの意味だったと思うが、「振り」「降り」「裂け」「叫」「咲け」で意識を失う寸前まで持っていかれて、「見れば」で急に冷静に、見つめている。そんな印象がぶわっと頭に広がる。意味は瓦解して音で再構築。

これもどれも、クラクラしている故の、言葉遊びと飛躍。さいこうだ。

応援いただいたら、テンション上がります。嬉しくて、ひとしきり小躍りした後に気合い入れて書きます!