学校登校1日目

朝早く身支度をして学校に行った
この時間帯なら誰にも絡むことなく済むからだ

職員室に到着し 大岡さんを呼んだ。

「よく来れたね じゃいつもの教室に入って待ってね」と言って大岡さんは職員室に入っていった

(んーなに話すんだろ)と思いながら 教室に入っていった

しばらく待っていると

「お待たせ 今日は簡単なワークをしようと思って」と言いながら 大岡さんは紙とペン持ってきた。

[えっと今日はなにをするんですか。]と聞いたら

「今日は自分がこの学校のオープンキャンパスに行ってみて思ったことを書いて」と大岡さんが言った

私は 感じたことを全部書いた。

それを見た大岡さんは

「やっぱり僕と似てるね」と言いながら 大岡さんも同じように何かを書いた。

「これが僕が思ったこと」と大岡さんは私に見せてくれた。

それは “学校の先生とそれを仕切る人がいない”っていうのが書いてあった。

(同じだ)と少し動揺した

[だから大岡さんはこの学校に呼ばれたんですか?]と聞いた

「そーだなぁ 逆に豊岡さんの担任の岡松先生が僕に頼んできたんだよ」と大岡さんは言った

[何故岡松先生が]と聞き返した

「岡松先生もこの学校制度っというか学校そのものに違和感を感じたらしく 僕に相談してきたんだよ」と大岡さんは言った。

[そうだったんですね あの先生時間大丈夫ですか?]と聞くと

「そろそろ終了時間が来たね 話せてよかったよ 岡松先生にも伝えておくね 今日のワークおつかれさまでした。」と言って大岡さんは資料をまとめたノートを持って教室を出ていった

(さて帰る準備)と思いながら教室を出て行くと

そこには岡松先生が居た

「よー 豊岡 大岡さんの授業は?」と岡松先生は聞いてきた

[うん とてもよかった]と言った。

「俺も大岡さんとはよく学校のことについてよく話してたわ」と岡松先生は呟いた

[そうだったんですか]と聞いた

「うん そうだよ そろそろ帰らんと生徒ら学校に登校するで 門まで送るからはよ帰り」と岡松先生は言って門までお見送りしてくれた。

[ありがとう先生 このことって知ってる先生は居るのですか?]と聞くと

「また話そう 知ってる先生らはおるし こんなん勝手にしたら怒られるからしっかりと念入りに上の人と話したよ 上の人とは 俺が唯一信頼してる人やけどな あーまた長話してもうたw はよ帰りよ じゃまたね」と言って学校の方に戻っていった

(今日もたくさん話せた よかった)と思いながら
家に帰った。

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