その日の夜
「学校どう行ってみて」と母が言った。
[うん うーーん うんやな]と言った。
「なんやそれあんまりやったんか」と兄が聞き返した。
「まぁー普通だったらええんちゃうんか」と父が言った。
[あっ お兄ちゃんちょっと来て欲しい]と私は自分の部屋に呼んだ。
「お うんええよ なんかあったんやな 上に上がるわ」と父と母に伝えて 兄は私の部屋に行った。
「どうした なんか母さんと父さんに言えんことでもあったか?」と言った。
[うん....]と言いながら泣いた。
「おいおい 一体どうしたんや あみかが泣くところなんか俺初めて見たわ」と兄は私を背中をさすった。
[いや 嫌なことじゃなくて 学校に行って 大岡さんっていう方と結構話したんよ めっちゃ分かってくれて ほんまに嬉しかった]と言った。
「おーーーーよかった よかった 嬉し泣きやなぁ てっきり学校が怖くなったんかなって思ったわ いい人学校に居ってほんまよかったな まぁー明日はゆっくり休めよ 行きたいんやったら ちゃんと学校に電話してから行くんやで ほな おやすみ」と言って兄は私の部屋から出て行った。
[明日どうしよう]と思いながら 寝る準備をして
寝た。
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