初心者のためのネットショップ運営 素朴な疑問:集客編3〜初めてのネットショップ運営と集客〜
さて、以前にこんなコンテンツを掲載しました。
今回は最後のDMについて。
封入冊子との違い
封入冊子の場合はあくまでも商品発送時に同封するコンテンツです。
なので、商品をご購入いただかない限り送れませんし、見てもらえません。
逆にDMはいつでも送れるわけですが、ただここで気をつけたいのは商品を売るためだけのDMはやめておきましょうということです。
よくあるのが「新商品発売しました!ドーン!」てきなやつですね。
おそらく見た瞬間ポスト横のゴミ箱に投函されてしまいます。
そうならないためにはどうすればいいのか、それを考えてみたいと思います。
基本的に開封率が高いと言われているDMを中心に紹介します。
特別なDM
やはりお客さまだけのDMと思われるようなものであれば、だれだって開けてみようと思うはずです。
例えばよくあるのは誕生日、次にご購入1周年、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月など。
そこまで細かく区切る必要はないかもしれませんが、ある特定のイベントフラグをお持ちのお客さまだけに送るもので、中身もそれに合わせて特別セールやクーポンなど、お客さまが興味を持たれるような商品をお求めやすい内容で提案します。
送付する際の便箋などにも少しこだわってみるといいかもしれませんね。
なんでもない季節のお便り
特に商品のことなどが書いてあるわけではないのですが、クーポンと一緒に、例えばお店が地方にあればその地域のイベントを写真にして送ってみる、季節に合わせた商品をコーディネイトして撮影したものを送ってみるなど、手描きのメッセージなども添えて送ってみるとより効果的かもしれません。
季節ごとの新商品やイベントをお知らせするお便り
上のお便りとは少し違って、こちらは商品の情報やイベントの情報なども掲載したものです。
こちらの酒心館さんから送られてきますが、毎回新しいお酒やイベントが掲載されており、行ってみたいなぁ、と思います。
DM送付希望のお客さまだけに送る気合の入ったDM(小冊子)
こちらのお店が送ってくるカタログは、シンプルなイメージで構成されて好きでした。
最近はおくってるのかな?
実店舗でもおそらく配布していると思うのですが、希望者には無償でお送りしてくれるようです。
一度送ってもらったあとは、定期的に送ってくださるので、届く度に次は何を買おうか?とうれしくなるお便りでもありますね。
最後に
やはりたかがDMとはいえ、貰う人が楽しみに思えるような内容じゃない限り、ただのゴミになってしまいます。
どうせ時間をかけてつくるのであれば、しっかりとした内容でお店のブランドイメージを伝えることのできるDMを用意した方がいいと思いませんか?
お客さまの中にはわざわざ手紙で感想を送ってくださる方もおられます。
そういったお客さまにはやはりこちらからも手紙で返すべきです。
DMづくりは手間がかかり、メルマガや封入冊子と異なり配送するためのお金もかかります。
しかしそこにオーナーやスタッフの人柄が反映されることで、より温かみのある、顔の見えるお付き合いができるようになるのです。
中にはお送りしたDMを何年も大事にとっておられる方もいて、そこまで大事にしてくれるのかと感動したこともあります。
ネットショップだからといって、全てをデジタルで終わらせることには僕は賛成できませんし、それを推すつもりもありません。
手間がかかるからこそ伝わるものもあると思います。
お客さまとの信頼づくりには手間と時間がかかります。
それを惜しまず、地道に続けることができるお店だけが成功できるのだと信じています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?