初心者のためのネットショップ運営 素朴な疑問:集客編2〜初めてのネットショップ運営と集客〜
前回はメールのお話だけで終了しましたが、今回は封入冊子についてお話したいと思います。
ちなみに前回の記事はこちら。
封入冊子ってなんぞや?
商品を配送する時はダンボールや配送用の紙袋に入れると思うのですが、そこに商品だけを入れて満足していませんか?
お客さまのもとへ商品が届いた、ということはそのお客さまが友人や家族へその商品のことをきっとお話してくれるはずです。
そこが大事なポイント!
ネットショップだから「あとでアドレス送るね」で済ませるのではなく、その場でその商品や関連商品、お店についてお客さまに営業してもらう、そのためのツールを同梱するのです。
気の利いたネットショップをご利用された方であれば経験あると思いますが、購入した商品の納品書以外にも何枚かチラシが入っていますよね。
そこに、その時購入しなかった商品の案内やFAXでも注文できる注文シート、イベント出店の案内や、クーポン、キャンペーンの案内など様々なものが同梱されていると思います。
これらは開封率が極端に高くおよそ90%以上が確認しているとも言われています。
このチャンスを逃すのは少し勿体無いですよね?
そこで弊社では必ず下記のものを同梱するようにお勧めしています。
もちろんタイミングによってすべて同梱するわけではありませんが。
クーポン券
クーポンが同梱されていれば、回りにいる潜在顧客が利用者になってくれる可能性が高くなります。
商品案内チラシ
お送りした商品以外にも、発売予定の商品や予約受付中の案内、商品によっては体験ツアーの案内、またPCが苦手な高齢者向けにFAXでの注文用紙なども印刷して入れます。
小冊子
お店や商品へのこだわりが強ければ小冊子を作って同梱するのもいいかもしれませんね。
地域性の高い案内
地域が1つのブランドとなっている場合は、その特産品やお祭りのお知らせなどを同梱してみるのもいいかもしれません。
例えば無印などが発行している
こちらの冊子ほど凝った作りでなくても、A4二つ折り〜三つ折り、A3四つ折り程度の小さなもの(リーフレット)でも構いません。
手作り感のある冊子を同梱することで、お店の気持ちが伝わることもあります。
お客さまとお店の大事なタッチポイントを少しでも有効に活用するためには「送ったら迷惑かなぁ。」ではなく、送られても困らないような中身の冊子をお送りすることが大事です。
作り手の気持ちが伝わる暖かい冊子であれば、決して嫌な気持ちはしません。
むしろ、商品と納品書を送りつけるだけのほうが冷たい感じがしませんか?
最後に
ネットショップの運営は実店舗以上にお店の気持ちを伝えるための努力を忘れてはいけません。
お客さまの顔が見えないからやらない、ではなくお客さまがこういうふうに喜んでくれたらいいな、をかたちにしていくことが一番重要です。
商品やお店について、ネットだけでは知り得ないことなどを記載することで楽しみにしてくださるお客さまも増えます。
何度も読み返したくなるような物をいきなり作り上げるのは難しいかもしれませんが、少しでも引っかかるところがあるものを作れるようになれば、お店は一歩反応への道を進んだと思います。
次回はDMについてです。
ありがとうございます。
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