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言語学入門書を深掘りするシリーズまとめ

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一般言語学の入門程度の知識を自己満にまとめた記事をまとめたマガジン。 #6統語論 , #7意味論はいつか公開されるかも (挫折中)。
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#音韻論

言語学入門書を深掘りするシリーズ#4

てか、前回深掘りしてなくね、ただ読んだ内容まとめただけじゃね、ということに今気がつきました。 続き。中島&外池(Eds)「言語学への招待」(1994)。 今回は第七章。絶対わかってなきゃマズイ「音の構造」。 多分ここも私は得意ではない。っていうか一般言語学が全体的に苦手という言語学を専攻する上で一番致命的な問題を抱えてる。 音韻論(phonology)というのは、一般言語学に含まれる、言語の音に関する分野。音声学(phonetics)が音声の物理的側面に焦点を当てる(しか

弁別素性性が全く理解できないヨー

一般言語学、音声学音韻論の話。編集: 7/4-6, 2021. 第一に、弁別素性の概要を引用するとこう。⬇︎ それ自身が表す分節音の自然類に対応して、弁別的素性は 主要音類素性 (major class feature)、 喉頭素性 (laryngeal feature)、 調音性素性 (manner feature)、調音位置素性 (place feature) に分類される。 それぞれの種類の素性は、さらに、対応する分節音が持つ音声学的性質に応じて特徴付けられる。弁