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売れ残ってしまったパンを、足りないだれかへ。フードロス注目記事〈2023年10月6日~2023年10月20日〉

「食」に関するPRを多く手掛ける株式会社ppcでは、昨年より『フードロス削減プロジェクト』をスタート。
フードロスに関するニュースや、フードロス削減に取り組む学生団体等へのインタビューを発信し、ご覧いただく方にフードロスをより“自分事”として捉えてもらうべく、日々活動を行っています。
 
第39回目となるフードロスニュースまとめ。今回は「売れ残りのパン」についていくつかご紹介します。
 
■経営学部の学生6名がフードロス削減に取り組む 文京区の協力パン屋とも契約し大学内で「夜のパン屋さん」を開催
文京学院大学プレスリリース 10月10日
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000280.000035644.html
 
弊社が位置している東京都文京区での取り組みです。
文京学院大学の学生が、文京区内のパン屋で売れ残ったパンを集め、2日間にわたって販売しました。
きっかけになったのは「ビッグイシュー日本」が行っている「夜のパン屋さん」です。「夜のパン屋さん」も複数のパン屋から売れ残ったパンを集め、販売しています。
 
売れ残ったパンを廃棄せず活用する取り組みは、地方でも見られます。
 
■売れ残ったパンを配って貧困を支援 フードバンクと群馬・太田市のベーカリーが連携
上毛新聞 10月10日
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/355562
こちらも「ベーカリーズキッチン オハナ太田内ケ島店」の売れ残ったパンを、子ども支援や貧困対策に取り組む「がじゅまる会」が、児童養護施設や貧困家庭に届けています。
 
また世界では、フランスで以下のような取り組みがありました。
■パリ最新情報「パン屋の食品ロスに立ち向かう、“明日”のパン」
Designstories 10/8
https://www.designstoriesinc.com/europe/food-loss/
2023年6月、パリ11区にオープンした「Demain(ドゥマン)」では、近隣のパン屋で売れ残ったパンを半額で販売しています。
 
販売側としては売り切れでお客をがっかりさせたくないよう多めに作ってしまう、などの事情があると思います。
それ自体は責められることではないので、こうした「社会のすきま」を埋める取り組みはとても大切だと思いました。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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