てつぷらマガジン編集部

哲学カフェや子どもの哲学など、哲学プラクティスを実践する人たちに注目し、その声から哲学プラクティスの実態と可能性を探究、お届けします。

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  • 哲学プラクティスに関わる人への9の質問

    哲学カフェ、子どもの哲学などを実践している哲学プラクティショナーには、どんな人がいるの? 9の質問からその活動や背景、どんな人や活動に影響を受けてどんな想いで哲学プラクティスを実践しているのか浮かび上がらせます。

  • #interview てつぷらな人々

    「哲学プラクティスに関わっているのは、どんな人々なんだろう? 哲学プラクティスに関わる人のこれまでやいま、これからについて、その考えについてもっと知りたい。そんな想いから「#interviewてつぷらな人々」シリーズをはじめます。

最近の記事

哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #31 Flavia BALDARIさん

1.肩書き・職業など東京大学東京カレッジ 特任研究員  2.現在の主な活動一般社団法人 哲学相談おんころの哲学対話「おんころカフェ」や「おんころ広場」の進行役 ※トップ画像は、一般社団法人 哲学相談おんころの運営メンバー。左から、佐野桂子さん、中岡成文さん、私、辻明典さんです。 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?最初は哲学カウンセリングが存在すると2000年ぐらいに知りましたが、実際に哲学プラクティスと出会ったのは来日してからです。2015年に東京大

    • 哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #30 山本和則さん

      1.肩書き・職業など哲学プラクティショナー カフェフィロ 代表 井口倉庫 管理人 2.現在の主な活動「余白製作所」の屋号で、対話と探究をベースにした場づくりをしています。京都・東九条にある複合スペース「井口倉庫」での活動も、私の中では哲学プラクティスの延長線上にあります。 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?2009年ごろ、大学の哲学科4年の冬でした。大学在学中に給付型の奨学金をもらっていたのですが、そこでは「受けた恩を社会に返す」ことが理念となっていま

      • WS「ネガからみる哲学プラクティス:人はどんな時に哲学プラクティスをやめたくなるのか?」

        来る11月12日(土)、哲学プラクティス連絡会の第8回大会がオンライン開催で開催されます。 ふだん様々な場、様々な仕方で活動している哲学プラクティスの実践者や、哲学プラクティスに関心のある方が年に1度集い、交流する貴重な機会。 せっかくなので、てつぷらマガジン編集部もワークショップを企画・実施させていただくことにしました。 実は、今回のWS応募にあたって、事前に哲学プラクティス連絡会主催の企画交流会で「てつぷらマガジンでも何かやりたいんだけど、何をしよう?」と相談させてい

        • 哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #29 藤本啓子さん

          1.肩書き・職業などウェル・リビングを考える会 代表 カフェフィロ正会員 兵庫県立須磨友が丘高校非常勤講師(臨床哲学) 2.現在の主な活動哲学カフェ メディカルカフェ 書評カフェ 哲学対話ワークショップ 絵本カフェ テツドク(哲読) 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?覚えていません。 4.はじめて哲学プラクティスを実施したのはいつですか? 2004年の神戸哲学カフェ 2005年のウェル・リビングを考える会 5.哲学プラクティスを、はじめて

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        • 哲学プラクティスに関わる人への9の質問
          32本
        • #interview てつぷらな人々
          1本

        記事

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #28 堀江剛さん

          1.肩書き・職業など大学教員 2.現在の主な活動哲学カフェ、ソクラティク・ダイアローグ(SD)進行役 ※トップ画像は、岡山で実施したSDの参加者とSDの板書の前で。 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?大学院生のとき「哲学プラクティス国際会議」に参加した(1999年夏) 4.はじめて哲学プラクティスを実施したのはいつですか? 大学院生の仲間たちとSDや哲学カフェを企画し、進行役も務めた(1999年秋) 5.哲学プラクティスを、はじめてやろうと思った

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #28 堀江剛さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #27 廣畑光希さん

          1.肩書き・職業など開智中学高等学校教諭(哲学対話・社会科) 2.現在の主な活動中学生に道徳の時間での哲学対話の授業をし、高校生に公民科の授業をし、多岐にわたる教員としての業務をこなす。 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?2013年秋、大学一年生のとき。いろいろな縁で入った文芸サークルの先輩から「きみはこれ好きそう!」とお誘いを受け、哲学対話サークルどぅーふぃろ(*1)に参加した。誘ってくださったことにお礼を言いたいのだけど、結局ちゃんと言えていない。

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #27 廣畑光希さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #26 ミナタニアキ(楠本亜紀)さん

          1.肩書き・職業など仕事の依頼内容や名前によって使い分けていますが、ここで答えるなら岡本太郎にならって「人間」と言ってみたいです。 2.現在の主な活動小さな出版社とオルタナティブスペース「Landschaft」を運営しています。身近なところから生まれる問いに向き合い、考え、実践し、記録をとどめ、発信する――文化、社会、政治の生まれる風景に目や耳を澄ませ、対話が生まれるような場/メディアをつくる試みをしています。 その一環として、こどもと大人がともに対話する場である「犬て

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #26 ミナタニアキ(楠本亜紀)さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #25 中川雅道さん

          1.肩書き・職業など育児休業中の主夫 2.現在の主な活動育児、洗濯、掃除、調理、散歩。子どもの昼寝時間にときどき執筆。 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?大学生、大学院生のときに、ほんまなほさんの「対話技法論演習」を何年間か受けていました。そこが、はじめてだと思います。 4.はじめて哲学プラクティスを実施したのはいつですか? 2007年くらいに。京阪の建設中の駅で、哲学カフェの進行をしました(※)。ペプシコーラか、コカコーラ、どっちが美味しいんだろう

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #25 中川雅道さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #24 松島恒熙さん

          1.肩書き・職業など信州大学 教育学部 助教 (元 神戸高専 助教) ※トップ画像は、神戸高専での実践の様子 2.現在の主な活動教育学部の授業における哲学対話 高専における技術者倫理の研究(理系教員との共同授業など) 中学生高校生大学生、教員、社会人向け哲学対話(オンライン開催) 教科科目横断型の授業ワークショップ 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?2015年夏頃に、筑波大学の五十嵐沙千子先生が実践する哲学カフェを動画で拝見し、「これがまさに

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #24 松島恒熙さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #23 村瀬智之さん

          1.肩書き・職業など東京工業高等専門学校 一般教育科 准教授 2.現在の主な活動学校での哲学対話 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?2008年。 公立の中学校の非常勤講師として「日本語・哲学」という授業を受け持つことになり、その授業を作っていく過程で「子どもの哲学」や臨床哲学の実践を知った。 4.はじめて哲学プラクティスを実施したのはいつですか? 2008年。手探りで実践を始め、土屋陽介さんや山田圭一さんと「子どもの哲学」を参考にした授業を行ったりし

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #23 村瀬智之さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #22 小川泰治さん

          1.肩書き・職業など関東でカント倫理学研究に挫折しつつあるなかP4Cに出会い、気づけば今は山口の高専社会科教員、先生っぽくありたくないのにどんどん先生っぽくなってることに戸惑う優等生系哲学対話実践者。 宇部工業高等専門学校准教授。 NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ理事。 2.現在の主な活動・高専教員として授業内外での哲学対話(手応えと課題)  ・アーダコーダの活動として大分の県立高校の哲学対話の定期的なお手伝い(片道車で2時間) ・学外での子ども哲学や哲学カフェ(

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #22 小川泰治さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #21 金澤正治さん

          1.肩書き・職業など兵庫県公立小学校教諭 2.現在の主な活動公立小学校でのP4C(子どもの哲学)の実践 P4C in schools KANSAI-JAPANで仲間と学んでいる 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?2007年、桝形公也先生(大阪教育大学名誉教授)から教えていただく。 4.はじめて哲学プラクティスを実施したのはいつですか? 2009年1月22日 、ほんまなほ先生(大阪大学)の指導を受けて当時勤務していた学校で担任していた5年生に絵本『とも

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #21 金澤正治さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #20 尾崎絢子さん

          1.肩書き・職業など(1)はなこ哲学カフェ主宰 (2)学校法人野澤学園哲学対話専任講師 (3)NPOこども哲学おとな哲学アーダコーダ特別講師 2.現在の主な活動子どもの支援者(主に子育て中の母親や保育士など)や幼児との哲学対話実践を軸にしています。現在は、複数のこども園(幼稚園型こども園・保育園型こども園・企業主導型保育園・子育て支援事業など)を運営する学園全体で哲学対話を導入・設計・実践・研究するお仕事が主な活動。そのほか、こども哲学教室講師や学校で外部講師など、ご依頼の

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #20 尾崎絢子さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #19 安本志帆さん

          1.肩書き・職業など福岡県で私立幼稚園教諭をしています。 社会活動では、みんなのてつがくCLAFA、カフェフィロ正会員として哲学プラクティスをしています。 2.現在の主な活動福岡県に2年前に移住したことをきっかけに、不登校当事者(小中高校生)、発達凸凹当事者(先に同じ)、その家族、一定程度の精神障害の状態にあると認定された人たちとの哲学対話がはじまりました。 愛知県在住時代から継続されているのは、犬山市でのこどもと大人の哲学対話「犬てつ」と名古屋市の小学生とのこども哲学「C

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #19 安本志帆さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #18 永井玲衣さん

          1.肩書き・職業などわかりません…。 2.現在の主な活動ひとの話をきいて、考えて、それを書く。学校や、企業や、地域や、メディアや、どこでも、呼ばれたらそこに出向いて哲学の場をひらく。 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?2010年に上智大学哲学科に入学したら、寺田俊郎先生が赴任してきた。先輩や友だちと共用室でよく研究会をしていたのを傍から見ていたが「なにが対話だ」と思っていた。 4.はじめて哲学プラクティスを実施したのはいつですか? 2013年の春、友

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #18 永井玲衣さん

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #17 河野哲也さん

          1.肩書き・職業など立教大学文学部 教授 2.現在の主な活動大学での研究と教育、初等中等教育での指導、地域創成への参加、NPOでの実践 3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?何を「哲学プラクティス」と呼ぶかによるけれども、ビジネス倫理に自分で哲学対話的な教育方法を導入したのと、それと同じ頃、北海道大学のCoStepの設立に前後して始まったサイエンスカフェに参加したとき。2002〜2003年くらいかな。 4.はじめて哲学プラクティスを実施したのはいつですか

          哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #17 河野哲也さん