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やっぱりまずは量をこなすことと向き合わなくちゃ

昨日は陶芸体験に行きました。鳥羽さんの高校の同級生である鈴木麻起子さんのところを尋ねて。

鈴木麻起子さんの器は、この綺麗なターコイズブルーが特徴。綺麗だけではなく、イノベーティブな器がたくさんの人を魅了しています。
さらに、器が重くならないように薄く仕上げています。だから、5枚重ねて持っても楽に運べますし、食器棚にも収納しやすい。一流の方の共通点は、愛と想像力だと思いました。皆さんほんとーにやさしいのです。

シェフは、何か料理と通じる部分を感じたようで陶芸体験に大興奮。麻起子さんが粘土を練り、ろくろを回し、手を触れるとあっという間に形が整います。次々と出来上がる器たちを眺めているだけで、一流の仕事に惚れ惚れです。また近いうちに行かせていただきたいです。

夜は20:22に自宅に帰ってきて、20:30から料理家のSHIORIさん、編集者の山口繭子さんとclubhouseで料理愛を叫ぶ企画 #スキすぎてごめんなさい の放送でした。

今回も心に沁みる言葉の数々でしたが、一番のパンチラインは、SHIORIさんが言った″料理は誰も置いてきぼりにしないで幸せにできる″。
日頃から優しい考えで料理を作っているからこそ、自然にそんな言葉たちが出てきて、ますます人を惹きつけます。#スキすぎてごめんなさい は放送後に、毎回noteで振り返り配信をしています。ぜひそちらも近々アップするのでご覧ください。

昨日も盛りだくさんで学びが深い一日でしたが、やっぱりどれだけ優しさに溢れているか、によるんだと改めて思いました。そして、優しさに圧倒的な技術がかけ合わさったのが一流なんだなと。

仕事は、相手がいて初めて成り立つものです。その相手のことを想像し、違和感のないように先の先まで考えて準備をしておくことが大前提としてあります。その上に圧倒的な技術を持って生まれたクリエイティブが乗ってくるのだと思います。

工房で、仕事の質=量×技術、という話を聞きました。技術がないうちは、何回も何回も繰り返して、時間をかけていかなければ、質を高めることはできません。そうして時間かけていくことで技術が増していくと、時間がかからなくなる。よほどの天才ではない限り、圧倒的な量をこなしていかなければ、仕事の質を高めていくことができないのです。

また、技術がなければクライアントワークはできません。自分がアーティストとクリエイターのどちらになりたいのか、を考える必要もありますが、クリエイターとして人を感動させたいのであれば、どんな要望でも応えられる圧倒的な技術が必要になります。僕はありがたいことに、そういうことを日頃から聞いています。
だから、まずは量をこなして自分の土台を作る期間が必要です。

シェフから壮絶すぎる修行時代の話を聞いて、量をこなして身につけた技術が圧倒的な感動につながる料理を生むと日々感じていました。
鈴木麻起子さんの手から次々と出来上がる美しい器を見て、やっぱり圧倒的な技術は人を興奮させ、感動を生むことができるんだなと。

だから、僕も毎日書いていきたいと思います。

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