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叱ると怒るにおける決定的な違い

それは言わずもがなですが、愛です。

自由気ままに感情のままに相手に言葉をぶつけることを″怒る″というと思います。
怒ることは今その瞬間の感情に飲み込まれている状態です。

一方で、叱るというのは、未来を考えた時に言わなければならないことを伝える作業だと思います。

叱られる側以上に、叱る側もたくさんのエネルギーを消費します。
まだまだ未熟な僕は、仕事のこと、優先順位、想像力のなさ、様々な理由から叱られることがあります。

叱るの由来を調べるとこう書かれていました。

「叱」という漢字は、「口を使って、相手を鋭い刃のように切る」ことを表しているという。 ちなみに、「七」は、十文字という意味だそうだから、叱るとは、相手を十文字に口で切り刻むことと言えるらしい。 だから、「切」も刀で切り刻むとなる。

引用: 東洋経済ONLINE 部下を叱るときに、「策をもって叱るな」

叱るは、相手の心に刻んでもらうための行動とも言えると思います。

叱ることは相手のことを思ってエネルギーを使うことですから、どうでも良い相手には叱ることはありません。

特に叱られるのは、仕事上のコミュニケーションの思いやりのなさについてです。それは想像力が足らずに進めてしまうことから生まれます。

忙しいとどうしても作業になってしまいます。そんな時こそ丁寧にリスペクトをもって、相手を想像してコミュニケーションを取ることが重要です。言うのは簡単ですが、行うことは難しい。叱られなければ、そのまま進んでしまいます。正直、どうでも良ければ、スルーしてしまう方が楽だと思うのです。
ただ、そうしては相手のためにならない。心を鬼にして、言葉で切りつけることで、相手の弱い部分を無くしていくのが叱るということだと思います。

叱られることに感謝しながら一つ一つ胸に刻んでいきます。
そして、自分も怒るのではなく、きちんと叱れる人になっていく必要があると思います。

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