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過去と未来、信用と信頼。| #スキすぎてごめんなさい

信用は積み上げるもの、信頼はその先にしかない。
信用は過去、信頼は未来に目を向けるものである。

未来と言えば、ドラえもんを思い浮かべる。

タイムマシンに乗ってやってきたドラえもんは、はじめからのび太を信用していた。
のび太は、突然引き出しから出てきた青色の生き物に困惑した。

ドラえもんは、未来からやってきた。
のび太は、今を生きていた。

ドラえもんは、のび太くんに信じてもらうために、30分後と40分後の未来を予言した。
次々と当たる予言を前にしてのび太は、ドラえもんを信用した。

関係性がないところに信頼は生まれない。まずは信用があってこその信頼だ。
そこを履き違えてはいけない。信頼されるためには、まずは信用を積み重ねることだ。

信用と信頼の違いをこれほどまでに考えたことはなかった。
無条件の信頼はない。まずは、信用してもらう必要がある。

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食の未来を本気で考えシンクロしたSHIORIさんとシェフ、そこに編集者山口繭子さんを迎え、Clubhouseで定期配信中の #スキすぎてごめんなさい

●370万部の『彼ごはん』の生みの親でアツすぎる料理家SHIORIさん
●食の編集者またの名をトースト先生山口繭子さん
●sioオーナーシェフであり僕の師匠鳥羽周作
●sio仕掛け人であり弟子オリタ

というメンバーで食を通してより良い未来を目指し、語り、書き、拡げ、届けている。

今回のテーマは、愛と想像力とカルボナーラ。そこで信用と信頼の違いを考えさせられた。

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カルボナーラは様々な条件が重ならなければ美味しく召し上がれない非常に難しい料理だ。

だからこそ、愛と想像力が最大限に発揮される。シチュエーションが限定されればされるほど、技術も必要だ。
本当の意味で人を喜ばせるためには圧倒的な技術がベースにある。その上ではじめて包み込む愛が際立つ。

SHIORIさんはまた一つ信用を重ねた。だから、生徒さんたちはSHIORIさんに絶対的な信頼を置いている。
僕たちだって、そうだ。”おいしい”実績を重ねてお客様の信用を得た結果、sioのブランドが作られる。どんな料理だって、美味しいと言われるのは当たり前でなければならない。そのためには、一人ひとりが目の前のお客様を喜ばせたいという気持ちと、これまでの信用を裏切ってはならないという想像力も必要だ。

そして、目の前の人をもっと喜ばせたいという気持ちが愛であり、それを生むのは、圧倒的な想像力だ。結局のところ。

ドラえもんが次々と魔法のアイテムが出すから、のび太は目の前の課題が解決したように見える。でも、簡単にひみつ道具を手に入れるのび太は、すぐに調子に乗るから、最終的に痛い目にあうこともしばしば。

一時的な課題解決ではなく、抜本的な解決策はのび太自身を教育していくしかない。

僕ものび太だ。いつまでもドラえもんに頼っては居られない。

自分にも、いつかやさしいカルボナーラを作れるだろうか?

今は愛の権化みたいな人たちから学びながら、想像力を鍛えるしかない。


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次回の #スキすぎてごめんなさい vol.2 は、4月21日水曜日20:30- です!
ぜひスケジュール登録お願いします🗓

https://www.joinclubhouse.com/event/xoaB9jZ1

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