「食べない」はダイエットにとって良いことなのか?
「太るのは食べ過ぎてしまっているから・・・。」
そう考えてしまうのはもちろんのことですね!
そして「食べないようにすれば!」と考えてしまうのももちろんのことです!
身体に入ってくるものがなければ、太らないというのは事実かも知れません!
しかし、食べないダイエットの裏に潜んでいる本当の危険性をご存知でしょうか?
「食べないダイエット」の危険性
食べないダイエットというのは実は非常に危険で、「痩せたい!」という効果と裏腹に太りやすい身体になることです。「食べていないのに太るの?」と思われるかもしれませんが、食べないことは身体に飢餓状態を作り出すことであり、危険に感じた脳が【 栄養を逆に溜めこみやすくする 】という側面があります。さらに身体は重くてだるい状態が続きがちです。
痩せるためには基礎代謝をアップすることが欠かせません。その代謝をアップさせるのは他でもない筋肉です。しかし、食べないと筋肉を作るための栄養素が入ってこないので、逆に筋肉量は落ちてしまい、痩せられないというスパイラルに陥ります。
「〇〇制限ダイエット」は期待がもてる ?!
では、近年よく耳にする「○○制限ダイエット」というものはどうでしょうか?
「糖質制限」は血糖値やコレステロール値が高めな人には比較的効果があります。糖質には太る原因の一つではあります。たとえば清涼飲料水などには想像以上に多くの糖分が入っており、ダイエットの妨げとなります。しかし糖質は人間が摂取すべき三大栄養素の1つであり、取りすぎるのはNGですが、必要な栄養素でもあります。
糖質制限するために、低インシュリンダイエットなどをするよりも、間食の量や内容、時間帯を見直すことが必要ではないでしょうか。
痩せたいのに食べちゃう!そんなあなたの味方食材を知ろう!
まずは野菜です。食物繊維が豊富な上に、身体の中からきれいになり痩せやすい身体作りに役立ちますので、各メディアでも言われているようにお肉などの前にお腹に入れるようにしましょう。
ブロッコリーは脂肪燃焼効果、セロリ・アスパラ・キャベツなどは代謝アップ効果があります。それ以外にも玉ねぎやほうれん草・トマトなども脂肪の吸収を妨げ、燃焼させるサポートをしてくれます!
果物には、酵素やビタミン、ミネラルが豊富であるため脂肪燃焼を助けてくれます。朝に食べると金といわれるように、朝にしっかり取ることをおすすめします。
カロリーが高めのナッツですが、アーモンドは脂肪燃焼をする効果もあります。1日25粒までと決めて取り過ぎないように摂取しましょう。
身体を温めてくれる生姜などを取り入れるなど、脂肪を燃えやすくすることを心がけることも大切ですね。
栄養を考えて食事メニューを心がける
食事を取ったあとなのに「まだお腹がすいている」「満たされていない」と感じたことありませんか?これは不足している栄養素がある証拠です。それを補うために、空腹感が出ている可能性が高いのです。
自分では意識していなくても、外食ばかりだと栄養素は偏ります。同じ外食でも単品ではなく定食にするなど、バランスを意識しましょう。単品で自分の好きなものばかりを食べているともちろん栄養に偏りが出てきます。
そして、食事をするうえで当たり前のことですが、早食いではなくしっかりと時間をかけて噛んで食べましょう。満腹感を早く感じることができるので食べ過ぎを防ぐことができ、ダイエットには大切です。
まとめ
「痩せたいから食べない」というダイエットはもう卒業し、バランスのよい食事を意識すること、身体にうれしい痩せやすい食べ物や飲み物を取り入れながら健康で効果的なダイエットを目指しましょう。
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