あひる囲い

太宰が三度の飯くらい好きです

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最近の記事

読者を無視するということ

主観的な文章というのはありえないと思いつつ、なるべく主観的になるように文章を書いてみる。 主観的にするには私の内面独白になるべく近い形でなければならない。私の中では自明なこと、つまり主語は省く。説明を省く。ただ思い浮かんだそのままを文章に落とし込む。わかり易さには中指を立てる勢いを保たなくてはならない。破綻していればいるほど良い。 腹這いになると腰が痛む。かといって座ると尻が痛む。立つと膝が痛む。20代半ばだというのに老人のようなことばかり言っている。最近心拍数を下げる薬を飲

    • 「このページは存在しません」〜Twitter連携でログイン出来ない時の対処法〜

      ・解決手順 ①ブラウザを開き、アドレスバーに「twitter.com」と入力し、実行する。 ②モバイルのTwitterのページに飛ぶ。モバイルのTwitterにログインする。 ③電話番号認証を求められるので、電話番号とパスワードを入力する。 ④(それでも無理なら)アカウントIDとパスワードを入力する あくまで私の場合ですので、解決しなければ他の方法を試して下さい。 ・発生状況 ①ブラウザで電気書籍を読んでいる途中でTwitterを開き、またブラウザを開くと、ブラ

      • 不安の話

        一般的に、芥川龍之介は「ぼんやりとした不安」の為に死んだと言われている(それが違うと思ったなら、違うと思ったひとに解釈を伺いたいところである)。 私がそういう「ぼんやりとした不安」の類に襲われるようになって、早3年が経つ。 初めは些細な変化であった。色々あって当時の記憶があまりないのだが、挿しっぱなしにしたかもしれないドライヤーのコンセントがいやに気にかかる、とか、その程度。 徐々に不安達は、悩みという皮を被って寝入りを襲ってくるようになった。 いい香りをさせていなけれ

        • ポンコツ

          私はポンコツである。 と聞いて、あなたが頭の中に思い浮かべたポンコツ像の10倍のポンコツが、私のポンコツ度合いである。 さくらももこさんのエッセイに、授業参観の日に、数学の時間なのに社会のノートを出していて親に呆れられたというエピソードがあった。 賢明なる読者の皆様方は、そのエピソードをとんでもないドジだと捉えられるのではと思う。 しかし、私はこのエピソードに全力であるあると頷かざるを得ない。 ていうか、むしろ、私の方がドジだし、と謎の張合いをする。 それほど私はポ

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