見出し画像

プロジェクト進捗状況2023年1月7日

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、先月からPC上で検証していたプロジェクト「みんなで沿岸部に人工的なレースを編む」の編みパターン。なんとなく、これかな、という形が見えてきました。

1/375スケールの検証資料

波打際の先端側の縁の輪郭は大きく緩やかなカーブを描き、反対側の縁は小刻みにランダムで極端な線を描く。そこを意識して線を引いていくと、おのずと線と線が交差して生まれる格子模様にもリズムが生まれます。すると全体的になんとなく本当の波に近づくような気がしています。
布を掛けるための杭を打つ間隔は1.5m。これ以下でも以上でも本物の波とミスマッチという感覚です。

検証では同時に、実際の設営手順にも頭を巡らせました。上記画像の白い線の背景にうっすら緑のグリッドが見えるかと思います。杭を打つポイントを出すためのものなのですが、これを100m×14mの現場でやるのは大変です。縦線、横線、どちらか一方のみのガイドでも理想的な位置に杭を打てるのかも紙面上ではありますが試してみました。きっともっと効率的な方法もある気がしているので周りの人に相談してみようと思います。

パターンが決まってきたので、データを解体し布の必要量を割り出してみます。

100mのエリアで作品を作るのに、200mm幅の布が1.5kmほど必要な計算となりました。

ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?