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お守りについて①

神社仏閣ではよくお守りが授与品として置いてあります。

初詣に行った時や、何かしら人生の節目(受験、就職、結婚、出産など)、旅行のお土産など、さまざまな形で神社仏閣からいただくことがあるかと思います。

私たち日本人にとって、お守りは馴染みのある文化として受け入れられております。

お守りを持つことの意味について、文献を参考にしながら考えてみたいと思います。

それでは、お守りの力を信じていたり、実際に持っている人はどのくらいいるのでしょうか。

NHK放送文化研究所が2018年に行った調査によると(対象:全国16歳以上5400人、有効回答数2751人)、

お守りやおふだの力を信じている人の割合は、全体の16%

という調査結果が出ています。

また、年齢別に見ると、お守りやおふだの力を信じている人の割合は

若年層22%
中年層20%
高年層11%

となっており、若年層・中年層の割合が高いという特徴が見られます。

実際にお守りやおふだなど、魔除けや縁起ものを自分の身のまわりにおいている割合は2018年時点で30%となっており、年齢別では

若年層26%
中年層38%
高年層25%

となり、お守りを持っている人の中では中年層の割合が高くなっております

お守りの力を信じている人の割合と、実際に持っている人の割合を見ると、

力を信じていないが身につけている人も一定数いる

ことが窺えます。

続く

写真:#朝護孫子寺 #銭亀御守

参考文献)
NHK放送文化研究所(編)(2020) 現代日本人の意識構造(第九版)NHK BOOKS


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