【困った時に】粗い画像を「高画質化」するサービス3選
みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。
今回は、スライドに使用したい画像の画質が粗くて困っている際の対応方法について取り上げたいと思います。具体的には、元画像を「高画質化」してくれるwebサービスを紹介していきます。基本的には、無料のサービスを紹介しますが、会員登録が必要な場合や無料での出力回数が限られている場合もあるため、そのあたりについても合わせて解説していきます。
なお、今回取り上げる画像は以下になります。
このようにスライドに貼り付ける際の画質が足りないという場合、各サービスを使うとどのように画質が変化するのかをこれから検証していきます。
それでは早速見ていきましょう。
Pic Wish
まず始めに紹介するのは、webブラウザ上で利用できるPic Wishというサービスです。ブラウザ上に元データをアップロードすると、自動で高画質化の処理がなされ、無料会員登録後にダウンロードができる状態となります。人の顔の部分は、若干の粗さが残っていますが、背景に関しては全体的にかなりクオリティがアップしているのが確認できますね。
今回、noteで紹介している956×642 pxの大きさであれば、無料でダウンロードできましたが、少しが質を上げた1062×713 pxの画像をダウンロードする場合は、2クレジットが必要と表記されていました。
You Cam Online Editer
You Cam Online EditerもPic Wish同様、無料の会員登録を行い、ブラウザ上に元データをアップロードすると、高画質化された画像がダウンロードできるようになるサービスです。クレジットという考え方も同じで、こちらは1回のダウンロードで1クレジット消費するため、無料で3回まで処理後の画像(1062 × 713 px)がダウンロードできます。
画質の向上に関しては、色味が若干Pic Wishと異なるものの、背景の地面や木などを中心に画質が相当アップしていることが確認できます。人の表情が少し異なるのは面白いポイントですね。
MyEdit
My EditはCyberLink社が提供するクラウド上の画像編集ソフトです。基本的な操作方法は、Pic Wish、You Cam Online Editerと同様ですが、CyberLink社は他のソフトの販売も含め、日本で積極的に活動しており、操作画面が全て日本語となっているのが特徴です。また、今回高画質化した画像の中では、最も画像サイズが大きくなっており、2360 × 1584 pxで出力されました。評価は分かれる部分かと思いますが、人の顔の部分に関しては最も鮮明になっているように感じられます。
こちらのサービスについても無料会員登録が必要ですが、1日に1コンテンツまでダウンロードが可能となっており、ダウンロード数の制限を外すにはサブスクリプションプランへの登録が必要になります。Pic WishやYou Cam Online Editerなどと違って累計のダウンロード数に制限はないので、1度に1回のダウンロードで事足りる場合は、相性が良さそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回取り上げた3つのサービス以外にも、まだまだ高画質化のためのサービスは存在しますが、利便性や価格を加味し、今回は代表的な3つを紹介させていただきました。今回取り上げませんでしたが、これらのサービスは画質を向上させるだけでなく、切り抜きや透過、背景の自動生成等、様々な画像編集機能を備えているため、無料会員登録しておいて損はないと思われます。パワポ研では他の編集機能についても今後皆様にお伝えしていく予定ですので、是非SNSをフォローいただき、ご覧ください!
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