感情コピーライティング#4
いつもの帰り道…
あなたは『死体』を発見しました。
「大丈夫ですか?」
と呼びかけても反応はなく
脈もありません。
完全に死んでいるのを確認しました。
・・・
どう感じますか?
恐らく『怖い』と感じると思います。
体がガタガタ震え息が荒くなり悪寒を感じるでしょう。
不思議なんですが、それが『死体』だと恐怖を覚え、ただ人が『寝っ転がって』いたらどうってことないですよね。
なぜ人は、死体を見ると恐怖を感じるのでしょうか?理論的に説明できますか?
難しいと思います。
突然、死体が起き上がり襲い掛かることはありません。ゾンビじゃあるまいし…
しかし、
背筋がゾクゾクしたり、足がガタガタと震えたり、身体に何かしらの変化を
もたらすでしょう…
これは一体なぜでしょうか?
・・・
今日のテーマは、
「恐怖とは何か?」です。
死体を見て恐怖を感じるメカニズムは、かなりマニアックな話になるので、今日のところはやめておきます。
それで、恐怖とは何か?
哲学的な話が好きな人は追求すると面白いかもしれませんが、僕たちが注目すべきポイントは別にあります。
恐怖というのは
『ファンタジー』や『妄想』
のことです。
「は?」って感じですかね…
僕は高所恐怖症で高い所が全くもってダメです。
東京タワーに床がガラス張りのスカイウォークウィンドウというのがあります。
マジで無理!
おしっこチビりそうになります。
当然、割れることは無いでしょうし頑丈な作りになっているはずです。
頭では分かっているのにカラダは言うこと聞きません。 足が硬直しその場から動けなくなります。
興味深いのは、僕の頭の中です。
「割れたらどうしよう…」
「万が一ってのがあるし…」
「落ちたら確実に死ぬよな…」
このような『妄想』をしているのです!
現実的には有り得ません。
有り得ない妄想に勝手に怖がっているだけです。
そして、読み手も同じように非現実的な妄想をしているのです。
例えば、ハゲの人は
「ハゲてるとモテないよな…」
「彼女できないし結婚もできない…」
「生涯独りぼっちで死ぬのかな…」
このような『妄想』をしています。
ハゲの人でもキュートな恋人がいるし逆にダンディでモテることもあります。
ジェイソンステイサムとか。
まあ、鍛え抜かれたカラダとセット、の感じはしますが、カッコいいですよね。
『ハゲ=モテない 』
これは正しくないし
『ハゲ=結婚できない』
も間違ってます。
完全に妄想の世界ですよね。
彼らの妄想に共感してあげて、さらに傷口を広げてあげると強烈な文章が書けます。
間違っても彼らの妄想話は否定しないでください。
二度と話を聞いてもらえません。
「それ!痛いほど分かります!」このように共感してあげてください。
そして、そのままでいると「さらに悪い事態になりますよ」と最悪のケースを語り煽ってやってください。
傷口に塩をぬるイメージで。
これが強烈な後押しになります。
恐怖を煽る強力なメッセージとは、読み手の妄想(ファンタジー)に訴えかけるものです。まずは、あなたの読者が日頃から抱えている『妄想』を知ることから始めてみてください。
煽ることは相手のことを思いやる愛情なんです。
もしかすると心に摩擦を感じるかもしれませんが、この点ご理解いただけると嬉しく思います。
それで、
人を行動させるアプローチには二種類あって、
・ポジティブアプローチ
・ネガティブアプローチ
があります。
それぞれ利点が異なります。
アプローチの違いを理解し、使い方を完全にマスターできれば一流コピーライターレベル。
いつの日か記事にしますね。
で、どうでしたか?
『感情コピーライティング』
今日を含め4つの記事でご紹介してきました。
自分には関係ないと感じる人もいらっしゃると思いますが、覚えていて損はない話だと考えています。
なぜなら、感情を理解すれば、自分がどのような時に行動してしまうのか?知ることになるからです。
それを文字で表現しましょう!ってのが感情コピーライティングになります。
ご参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
アレ、待ってます…
そうです!コメントです。
ライデン
最後の最後まで読んでいただき 本当にありがとうございます! とても嬉しく思います。 あなたが少しでも気づきや学びを 得られる記事を心がけています。 スキやコメントいただきますと 嬉しく思います。 ではまたどこかで。